【インタビュー前編】デヴィッド・カヴァーデイル「リッチー・ブラックモアと絆を取り戻したんだ」

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──『ザ・パープル・アルバム』に込められたメッセージはどんなものでしょうか?

デヴィッド・カヴァーデイル:このアルバムは、私が加入したディープ・パープルの音楽へのセレブレーションなんだ。「紫の炎」「嵐の使者」「嵐の女」「セイル・アウェイ」…いずれも時代を超えて聴かれ継がれる名曲だ。このアルバムでディープ・パープルの曲に初めて触れた若い音楽ファン達は、これらの曲が40年以上前に書かれたとは信じないだろう。もうひとつ、ジョンやリッチー達への敬意と感謝を込めた作品でもある。私がディープ・パープルに加入したとき、まだレコードを作ったこともない若者だった。リッチーとジョンは単なる先輩ではなく、ほとんど雲の上の存在だったんだ。彼らは第1期・第2期で偉大な功績を築き上げ、世界最大のロック・バンドのひとつだった。それにも関わらず、彼らはまったく無名のシンガーを起用する勇気を持っていたんだ。カリフォルニア・ジャムで30万人の大観衆を前にしてステージに立つのは、私にとっては小便を漏らしそうな経験だった。でも彼らにとっても、無名の若造を迎えてライヴをやるのは、相当なプレッシャーだったに違いない。まあ私はおそらく、彼らの期待に応えることが出来たと信じている。1976年、クビになったのではなく、自分の意志で脱退したからね(笑)。

続く中編では『ザ・パープル・アルバム』の収録曲とレコーディング、そして制作秘話をデヴィッドに明かしてもらおう。

写真:Ash Newell Photography
インタビュー:山崎智之


『ザ・パープル・アルバム』

4月29日 日本先行発売
デヴィッド・カヴァーデイル直筆サイン入りカードつき 500セット通販限定 スーパー・デラックス・エディション 16,000円
初回生産限定盤CD+DVD 4,000円
通常盤CD 2,600円 1000セット完全生産限定盤・2枚組LPレコード 5,800円
1.紫の炎(『紫の炎』1974年)
2.ユー・フール・ノー・ワン(『紫の炎』1974年)
3.ラヴ・チャイルド(『カム・テイスト・ザ・バンド』1975年)
4.セイル・アウェイ(『紫の炎』1974年)
5.ジプシー(『嵐の使者』1974年)
6.嵐の女(『嵐の使者』1974年)
7.ミストゥリーテッド(『紫の炎』1974年)
8.ホーリー・マン(『嵐の使者』1974年)
9.テイク・ユア・ライフ(『紫の炎』1974年)
10.ユー・キープ・オン・ムーヴィング(『カム・テイスト・ザ・バンド』1975年)
11.幸運な兵士(『嵐の使者』1974年)
12.レイ・ダウン・ステイ・ダウン(『紫の炎』1974年)
13.嵐の使者(『嵐の使者』1974年)
【初回限定盤ボーナストラック】
14.レディ・ラック(『カム・テイスト・ザ・バンド』1975年)
15.カミン・ホーム(『カム・テイスト・ザ・バンド』1975年)
【日本盤限定ボーナストラック】
16.幸運な兵士(オルタネイト・ミックス)
【初回限定盤ボーナスDVD収録内容】
・『ザ・パープル・アルバム ビハインド・ザ・シーン』制作ドキュメンタリー(日本語字幕付)
・『ザ・パープル・アルバム EPK』(日本語字幕付)
・ミュージック・ビデオ
1.嵐の女
2.セイル・アウェイ
3.嵐の使者
4.幸運な兵士

◆ホワイトスネイク・パープルアルバム・通販限定サイト
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