【ライブレポート】M!LK、さくらしめじ、MAGiC BOYZの合同イベント開催。ラブソング選抜も決定

スターダストプロモーションに所属する新人・若手俳優によるユニット、EBiDAN（恵比寿学園男子部）から、3月に次々とCDデビューを果たした「M!LK」「さくらしめじ」「MAGiC BOYZ」の3組が3月29日に東京・ゲートシティ大崎にてイベント＜EBiDAN THE UNiON vol.1＞を開催した。

◆M!LK、さくらしめじ、MAGiC BOYZ 画像

先月開催された3組合同のイベントからの第2弾となった本イベント。会場となったアトリウムは優先観覧エリアを含めた多数のファンで賑わっていた。オープニングアクトをつとめたEDiDAN KiDSのダンスパフォーマンスの後、ステージに立ったのはギターフォークデュオ「さくらしめじ」の2人。今日の3組の中では3月11日にシングル「いくじなし/きのうのゆめ」で最初にCDデビューを果たした。


デビュー曲「いくじなし」で会場にアコギでの優しい歌声を届けたさくらしめじ。“みぎしめじ”こと高田彪我は「今日は月イチの大切な日、29の日（肉の日）です！」というフリからイチ推しのお肉料理としてマクドナルドのクォーターパウンダーを絶賛。このあとの2曲目とクォーターパウンダーをかけて「やさしさに包まれています」とゆるくも強引な曲フリを見せ、2曲目には荒井由実のカバー「やさしさに包まれたなら」を披露した。


やさしい空気から一転、続くMAGiC BOYZは中学生ラップ・グループらしくローテンポなラップに重低音のきいた魔術的なメロディで惹きつけてくる。3月18日リリースの1stシングルより「MAGiC SPELL～かけちゃうぞ！ぴっぴっぴっ～」を披露した後、MCでは高橋楓翔が「さくらしめじファンの子、M!LKファンの子、MAGiC BOYZに浮気してこいよ！　大歓迎です」とモテを強烈に意識したハングリーな煽りで会場を盛り上げつつ、MAGiC BOYZファンには挙手を求め「いま手を上げてくれた子たちこそ俺たちの本当のホーミー(homie)です」と決まったばかりの新しいファンの呼び名で会場へ呼びかけた。「MOTE☆MAGiC」ではメンバーがステージを降り、ファンにプレゼントを投げたりとアグレッシブなプレイに反してサービス精神は旺盛だ。


そんな中、3組のトリを飾ったのは5人組ヴォーカルダンスユニット、M!LK。ファンの黄色い声に迎えられ真っ白なコスチュームでステージに現れた彼らは、早速3月25日リリースのデビューシングルから「コーヒーが飲めません」を披露。正統派ともいえるポップなヴォーカルと軽やかなダンスパフォーマンスで会場を魅了した。

MCでは第一声から板垣瑞生が「マジボに浮気なんかしちゃいけませんよ！」と真面目な呼びかけでファンの心をしっかりキープ。また、ステージ上では4月18日に大阪、19日に名古屋でのリリースイベントも告知された。「大阪ですな」「名古屋ですな」「こりゃまいったなぁ～！」と嬉しそうに次々と体勢を傾けるメンバーの動きもコミカルだ。さらにM!LKは「イチニノサン」をステージで披露。会場をすっかり明るくしてステージを降りた。

さらに、一連のイベントの最後にはEBiDANの冠番組『EBiDANアミーゴ！』の番組企画である「ラブソングプロジェクト」の公開収録も行われた。この企画ではM!LK、さくらしめじ、MAGiC BOYZを含むEBiDANメンバー内から、事前に行なわれたファン投票で4名がラブソングのメインボーカルに抜擢されステージ上で新曲を披露する。ファンが息を呑む中発表されたメンバーは山崎悠稀（M!LK）、松田琉冬（MAGiC BOYZ）、田中雅功（さくらしめじ）、板垣瑞生（M!LK）。ステージに上がった4人をメインに、会場に登場したメンバー全員でラブソング「雨あがりの向こうへ」が歌い上げられ、この日のフリーライブは終演となった。

（※編集部註：高田彪我、高橋楓翔の「高」及び　山崎悠稀、塩崎太智の「崎」は旧字体）