I Don’t Like Mondays.、12歳の男の子の自由研究をオフィシャルMVに採用

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北海道在住の小学校6年生(12歳)の男の子が、ファンであるバンド「I Don’t Like Mondays.」の楽曲「BANG!!」のミュージックビデオを冬休みの自由研究で制作。完成した映像作品のあまりのクオリティーの高さに、オフィシャル・ミュージックビデオとして採用された。

◆I Don’t Like Mondays. 画像

まず特筆すべきなのが、この映像が2週間で制作されたということだ。人形やブロックを実際に少しずつ動かしながら撮影する「ストップモーション」という技法を使い、iPad1台のみで撮影&編集。実際の映像内容も、メンバーにそっくりな人形4体がユーモアを交えながらスピーディーに展開し、使用楽曲と絶妙にシンクロしている。わずか12歳の男の子が制作したとは思えないハイクオリティーな仕上がりである。ちなみに、手書きながら完璧な企画書まで書き上げており、最後のクレジットで「Director」を「Derector」とスペルミスをしているところが愛らしい。



12歳のミュージック・ビデオディレクターは、渡辺・ダム・ラコ君。ベトナム人の父、日本人の母、弟2人の5人家族で、将来の夢は映画監督。その際に活動拠点にしたいイギリスへ、近いうちに留学したいと考えているということだ。ちなみに、彼が好きな映画監督トップ3はティム・バートン、スティーブン・スピルバーグ、ピータージャクソン。好きな映画は『ホビット』、『ロード・オブ・ザ・リング』、『チャーリーとチョコレート工場』、『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』、『未知との遭遇』など。

I Don’t Like Mondays.のデビュー曲である「Perfect Night」のミュージックビデオ撮影の現場見学に来ていたラコ君と知り合ってから、両者の交流はスタートした。先日北海道を訪れた際は、メンバー全員でラコ君の自宅に訪問し今回の映像の制作工程を見学。制作中の彼の集中力には愕然としたということだ。







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