エリック・クラプトン「友人でもないクリームが再結成するわけがない」
数か月前、ジャック・ブルースがクリームの再結成について「全員が去年か今年やろうって同意してたのに、ジンジャー(・ベイカー)がエリック(・クラプトン)を怒らせた(笑)。何か言ったか、何かしたんだ。だから、実現しなかった」と明かしたが、クラプトンいわく、クリームのメンバーとは10年近く口を利いておらず、そんな話は知らないそうだ。
◆クリーム画像
クラプトンは『Uncut』誌のインタビューでこう話した。「(2013年か2014年に再結成する計画が上がったことについて)俺はなにも聞いてない。ジャックとジンジャーとは長いこと話してない。アメリカの出来事(再結成公演)の後、俺たち、つまり俺と彼らの間でってことだけど、そんな会話が出たとは思えない。俺はあの後、俺ら、誰も死ぬことなく行けるとこまでは行ったって確信したんだ」
「人生のこの時期に血で手を汚したくない! 悲劇の対決なんかに巻き込まれたくない…。もし俺らがよく一緒にメシを食うとか、近くに住んでるとか、つるんでるっていうなら、そこには友情ってものがあり、“ちょっと(コンサート)やってみるか?”なんて建設的な会話も交わされるかもしれない。俺ら3人にはなんの結びつきもない。少なくとも俺とあいつらの間には」
クリームは2005年、ロンドンおよびNYで計7回のリユニオン公演を開いたが、一体そこで何があったのか…。
クラプトン関連ニュースとして、彼はジョニー・ウィンターのニュー・アルバム『Step Back』に参加。ボビー・ブランドの「Don't Want No Woman」をカバーしたという。このアルバムにはクラプトンのほか、ZZトップのビリー・ギボンズ、エアロスミスのジョー・ペリー、ストレイ・キャッツのブライアン・セッツァー、ジョー・ボナマッサ、ドクター・ジョンらがゲスト出演。9月にリリースされる。
Ako Suzuki, London
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