ティアックが「ニコニコ超会議3」に出展、「歌ってみた」や生放送ができる機材&セッティングを紹介

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▲さまざまな録音機材が揃うティアックブース。写真中は、4トラックマルチトラックレコーダーとミキサーを世界で初めて一体化、コンパクトなデザインと手が届く価格で当時のミュージシャンを熱狂させた「Sound Cookie 144」(1979年発売)。144の発想はその後、PORTASTUDIOシリーズとして発展を遂げることになる。写真右はオープンリールデッキ「X-2000M」。

ティアックが、4月26日・27日に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議3」に出展し、カンタンに「歌ってみた」の投稿や生放送ができるセッティングを紹介した。

ティアックがブースを出展したのは、企業ブースが集まるHALL 3。入り口で来場者を迎えるのは、懐かしのオープンリールデッキだ。その奥には4トラックカセットMTR、そして、最新のオーディオインターフェイスやマイクといった録音機材が並び、歴史あるティアック/TASCAMブランドを感じさせる構成となっている。


▲US-366(写真右手前)を中心にした録音&制作用セッティング。「ニコニコムービーメーカー」などを使ってデモを実施。
展示のメインとなるのは、多彩な入出力に加え、パソコンの再生音も同時にミックスして録音できるステレオミキサー機能やエフェクト搭載で生放送に持って来いのオーディオインターフェイス「US-366」、録音からソフトウェアシンセによるトラック制作、ミキシング、マスタリングまでこなすDAWソフトウェア「SONAR X3」。さらにbeyerynamicのヘッドフォンやマイクもあわせて展示された。

最新機材の紹介とあわせ、ニコニコ動画の「歌ってみた」への投稿デモなども実施。「『歌ってみた』に投稿してみたいがやり方がわからない」「ゲームの『生放送』をやりたいが何を揃えればいいかわからない」「ボーカルや楽器をいい音で録音したい」といったユーザーの疑問を解消する内容となっていた。

取材時には女子中学生と思われるグループが、「歌ってみた」の投稿方法について説明を受ける場面に遭遇。丁寧に説明される機材のセレクトやセッティング、ソフトの使い方に真剣に聞き入る姿が印象的だった。


▲「UH-7000」(写真左)は、小音質なHDIAマイクプリアンプ搭載、マイクプリ/ADDAとしても活用できる24ビット/192kHz対応USBオーディオインターフェイス。写真右は今年からTASCAMブランドとなったDAWソフト「SONAR X3」。


▲写真左は、マイク/ギター入力を備えたiPhone/iPad用オーディオインターフェイスTASCAM「iXZ」とティアックが国内販売を手がけるbeyerdynamicのカスタマイズできるヘッドフォン「CUSTOM ONE PRO」。beyerdynamicからはマイクロフォンも各種展示(写真右)。


▲ギター、ベースを直接入力でき、エフェクトも備える練習ツール、ギター&ベーストレーナー/レコーダー「GB-10」(写真左)や、iPhone用コンデンサーマイク「iM2」、6色のカラバリを用意、電池交換不要で暗所でも動作する太陽光充電チューナー「TC-1S」なども展示(写真右)。


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