スーザン・ボイル、「フツーでいたい」
スーザン・ボイルが、時給1000円のパートタイム従業員募集広告に興味を示した理由を説明した。スーザンは1月、自宅近くにある大手ブックメーカー(公式賭け屋)Ladborokesの入り口に張られたレジ係募集広告を見てマネージャーを呼び出し、あれこれ尋ねたと伝えられていた。
◆スーザン・ボイル画像
スーザンの資産は35億円以上と推定され、にわかには信じがたい話だが、事実だったようだ。彼女は『London Evening Standard』紙にこう話した。「見込み薄だろうけど、行ってみたのよ。フツーでいたいって願望みたいのがあって。それにヒマな時期だったから。(名声に)パニックしてたのよ。でも音楽の仕事を辞めたいってわけじゃない。それは大好きなのよ」
スーザンが訪れた際、当然のこと店内は騒然としたらしい。目撃者は「スーザンは真剣にここで働きたいって説明していた。みんな、彼女が誰か知ってるから、マネージャーは最初、笑っていたよ。でも、彼女が真剣なのは明らかで、むげにはせず詳細を手渡していた。もちろん、スーザンはお金を必要としていない。外に出て気を紛らわすのにいいと思ったんじゃないかな。街中で見かける彼女は、ちょっと寂しそうなんだよ」と話していた。
しかし、スーザンのヒマな時期はもう終わり。彼女は3月22日よりキャリア初となるUKツアーをスタート。4月17日まで19公演を行う。
Ako Suzuki, London