高岡早紀、22年ぶりの新曲リリース。オリジナルアルバム4作品のリイシューも決定

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デビュー25周年を迎える高岡早紀が、4月27日からの主演映画『モンスター』公開に先がけて、エンディング曲「君待てども~I'm waiting for you~」を配信シングルとしてリリースした。

◆高岡早紀、山下洋輔 レコーディング中の画像

映画『モンスター』は、人気作家・百田尚樹による30万部を突破した同名ベストセラー小説「モンスター」(幻冬舎文庫)が原作。主役の高岡は、本作のために、実に21年ぶりにレコーディングし、22年ぶりにリリースした。それが新曲「君待てども」だ。

この曲は、1948年(昭和23年)に平野愛子が歌った戦後を代表するヒット曲。今回の高岡早紀によるカヴァーは、日本語と英語のメドレーになっているが、この英語ヴァージョンは、後に渡米して日本人初のアカデミー賞(助演女優賞)を受賞したジャズ・シンガーのナンシー梅木が1950年に録音した「アイム・ウェイティング・フォー・ユー」がオリジナルとなる。

ジャズ・テイストあふれるこのスペシャル・ヴァージョンにふさわしく、演奏には世界的なジャズ・ピアニストの山下洋輔が参加。高岡が幼少時から親交のある山下とのセッションということで、一切の編集なしでのノーカット音源がそのまま採用されるなど、息の合ったものとなった。

「この映画のテーマに一番合うと思った曲をスタッフと一緒に選びました。久しぶりに歌う機会を与えていただき、「いつかジャズを歌いなさい」と言ってくださっていた旧知の山下洋輔さんとご一緒する夢も叶いました。とても緊張しましたが、温かい雰囲気に包まれながらのレコーディングだったので、安心して身を任せることができました。驚いたことに、同時録音で3回歌っただけでOKが出たんです。」── 高岡早紀

さらに、高岡早紀といえば、1988年4月30日にシングル「真夜中のサブリナ」でCDデビュー。4枚のオリジナル・アルバムと7枚のシングルをリリースし、その大半の楽曲を加藤和彦(サディスティック・ミカ・バンド 他)が手がけるなど、アイドル・ポップスの枠を超えた独自のハイクオリティーな音世界が高く評価されていた。

そして今回、彼女のデビュー25周年を記念して、その全作品が5月22日に一挙リイシューされることも決定した。

高岡早紀オリジナル・アルバムSHM-CDコレクションは、全曲デジタル・リマスタリングを施し、SHM-CDに収録(通常のCDプレーヤーで再生可能)。アルバム未収録曲に加えて、シングル全曲(カップリング曲含む)のオリジナル・カラオケがボーナス・トラックとして網羅して収録される(つまりこの4枚を聴けば、歌手・高岡早紀の全レコーディング作品が最新のサウンドで楽しめる)。なお、このリマスタリング音源は、4月3日より先行配信もされている。

photo by Maria

◆BARKS 映画
◆高岡早紀 オフィシャルサイト
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