石川さゆり、「『津軽海峡冬景色』や『天城越え』は何千回も歌っているが飽きたことはない」
毎週月曜日~木曜日の16時よりオンエアされているTOKYO FM『シンクロのシティ』。8月29日放送には、2012年に歌手活動40周年、9月19日にはデビュー40周年記念アルバム第2弾『X-Cross-』をリリースする石川さゆりがゲストとして登場した。
◆石川さゆり 画像@TOKYO FM『シンクロのシティ』
『NHK 紅白歌合戦』には34回出場している石川さゆりだが、渋谷スペイン坂スタジオには今回が初出場。「座り心地がいい~!」と、スタジオの椅子に座って、リラックスした様子で番組はスタートした。
番組の冒頭では、40周年記念としてリリースした楽曲「浜歌」を紹介。この曲は、宮城県東松島に古くから伝わる「浜甚句」を取り入れた作品。パーソナリティの堀内貴之が「『浜甚句』ってどんな曲ですか?」 と訊ねると、石川がすかさず、♪はあ~船は出て行く~あら、朝日がのぼる~かもめ飛び立つ~~♪と即興で一節披露。集まったファンも思わず手拍子を打って聞き惚れていた。
9月19日リリースされる40周年記念アルバム第2弾『X-Cross-』は、THE BOOMの宮沢和史、くるりの岸田繁、奥田民生らが楽曲提供。その中で、歌詞が18番もある「石巻復興節」は、石川が仮説住宅の石巻開成団地を訪れた際に、住民から「仲良くなるために自分たちの歌が欲しい。」とリクエストされ、くるりの岸田繁に電話して「一緒に歌を作ってほしい」と依頼。石巻の人々から一言ずつ言葉をもらい、岸田が18番の歌詞にまとめあげた、という裏話を披露した。
歌手活動40周年への想いを聞かれると、「『津軽海峡冬景色』や『天城越え』は何千回も歌っているが、飽きたことはない。詩とメロディーは同じだが、私が生きているから、そのときどき、感じることが違う。生きていることが変化。歌を通してそれを表現できるのは幸せ!……でも、眠たくて今日は起きたくないっていうときは、歌手をやめたいと思うこともある。」と、おちゃめな一面を覗かせる。
番組の終わりに、パーソナリティの堀内貴之とMiOが石川の印象について「包み込むやさしさと、少女の可愛らしさがある。」とコメント。すると石川も「また来ちゃおうかな~。今度は着物で!!」と、次回の出演に意欲を見せた。
【番組概要】
番 組 名: シンクロのシティ (TOKYO FM)
放送日時: 月~木16:00~18:45
出 演 者: 堀内貴之・MiO
◆シンクロのシティ (TOKYO FM)
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