ドクター・ドレー『デトックス』は偉大なサウンド

ロイド・バンクスによると、ドクター・ドレーのアルバム『デトックス』は、「偉大」で「若々しい」ものだという。ロイドは、遅れに遅れたドクター・ドレーのこのアルバムがどれほど素晴らしいか、また、ドレー自身はもう若くないにも関わらず、まだ時代の先端を走っていることを大きく評価した。

◆ドクター・ドレー画像

彼はRap-Up.comに対し、「この作品には、歴史や古典となり得る偉大なサウンドがある。最高で、すごい傑作だよ。ヤツは、伝説だよ。彼は業界で一番若いってわけでもないのに、ずっと若々しさを備えているんだ。音楽を絶えず変化させる作品を作り出せるっていうのは、すごいことだと思うね。魔法のようさ」と話している。

8月始めに『デトックス』の収録曲である「ターン・ミー・オン」が未完成状態でインターネットに流出したが、ラップ音楽ファンからは好反応を受けている。6月にはまた、ジェイ・Zが共演している他の曲「アンダー・プレッシャー」も流出していた。ドクター・ドレーは当時、「このことで一番辛いのは、俺は自分のやっていることに対して情熱を持っているから、人には完成した形で聞いてもらたいんだよ。誰かが俺たちのメールをハッキングしたんだ。俺たちは新世代にいるんだから『お前ら、目を覚ませよ！』ってことだよな。物事の管理にはよく注意を払わなきゃだめだってことさ」と話していた。

ドクター・ドレーはまた、アルバム制作が遅れた理由のひとつは、エミネムや50セントなど他のアーティストのプロデュースのために作業を停止しなければならなかったことにあると話している。

BANG Media International