LIVE MUSIC ism<MONTHLY LIVE #001>鹿野 淳レポ




フォーキーでありながら独特の毒を撒き散らし、脳をかき混ぜるようなIQロックを鳴らすホフ(そう、ボブディランからジョンレノン、そしてオルタナティヴロックの兵まで、ホフはロックのヒストリーを軽快につまみながら旅をしているんです)だが、何しろMCが上手い!オモロい!!アホになりそう!!! 天然の極みであるワタナベイビーと、知的不良であるアイディアマンの小宮山雄飛という、よくできたお笑いコンビ以上の爆笑を誘う掛け合いが、アコースティックセットだからこそよりクイックな反射神経によって開陳され、最後まで腹を抱えながらライヴを観るという展開が成されたのでした。
何かと慌てふためくイベントの初回ですが、地に足が着いたアクトのおかげで、肩肘がいっさい張らない、まるで“ロックのオフ会”のような雰囲気の中、終演しました。
さあ、次回は7月4日。再び土曜日のSHIBUYA BOXXにて開催されます。次回は怒髪天の増子さんと僕・鹿野が、まるで紅白歌合戦の中居くんと仲間さんのようにバトっては、お互いが力の限りプッシュするバンドにライヴしてもらうという得体の知れないスペシャルセット。出てくるバンドもロックの中のロックばかり、増子&鹿野もガチで迫真のトーク勝負を仕掛けるという、シナリオなしの1日、どうぞお楽しみあれ。
MUSICA OFFICIAL SITE http://www.musica-net.jp/
この記事の関連情報
【ライブレポート】YUKI、幸福感たっぷりのボーカルで会場を満たすYUKIの世界
【俺の楽器・私の愛機】1732「25年目の邂逅」
ボブ・ディランのバイオグラフィ映画『A COMPLETE UNKNOWN』、予告編公開
YUKI、スタジオライブ映像を1度限り公開
YUKI、ニューシングル「Hello, it’s me」がFANCL 新スキンケア「toiro」CMソングに
ジョン・レノンとポール・マッカートニーの息子たちがコラボ
1973年秋からの18カ月、ジョンはどこで何をしていたのか? 50年の時を経て明かされる真実の物語『ジョン・レノン 失われた週末』
ヒューイ・ルイス、ボブ・ディランが彼のために作ってくれた曲を紛失
ボブ・ディラン、「アナザーストーリーズ」でノーベル文学賞受賞の“原点”のステージを紐解く