ボブ・ディランのバイオグラフィ映画『A COMPLETE UNKNOWN』、予告編公開

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ボブ・ディランのバイオグラフィ映画『A COMPLETE UNKNOWN』の予告編が公開された。

映画は、2015年に出版されたElijah Wald著の本『Dylan Goes Electric! Newport, Seeger, Dylan, and the Night That Split the Sixties』をもとに、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォードvsフェラーリ』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』などを手掛けてきたジェームズ・マンゴールドが監督。ティモシー・シャラメがディランを演じている。

エル・ファニングが60年代前半にディランの恋人だったスーズ・ロトロを、モニカ・バルバロがジョーン・バエズ、エドワード・ノートンがフォーク・シンガーのピーター・シーガー、ボイド・ホルブルックがジョニー・キャッシュを演じた。


マンゴールド監督は昨年春、『Collider』から、ディランのバイオグラフィ映画について問われると、「アメリカの文化において素晴らしい時期だった。ポケットに2ドル持ってニューヨークにやって来た19歳のボブ・ディランが、3年も経たず世界規模の旋風を巻き起こす。まずニューヨークのフォーク・ミュージックのファミリーに受け入れられ、ある時点で彼のスター性は信じられないほど高いところまで上昇し、シーンを飛び越えてしまう。とても興味深い実話であり、アメリカのシーンにおいて、とても興味深いモーメントだ」と話し、ティモシーは歌うのかとの質問に「もちろん!」と答えていた。

彼が監督したジョニー・キャッシュのバイオグラフィ映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005年)は、第78回アカデミー賞で主演女優賞、主演男優賞、録音賞、衣装デザイン、編集賞の5部門で候補に挙がり、キャッシュの妻ジェーンを演じたリース・ウィザースプーンが主演女優賞に輝いた。

Ako Suzuki
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