やなわらばー、感動を乗せて全国47都道府県<幼稚園ライヴ>

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やなわらばーが、全国47都道府県<幼稚園ライヴ>をスタートさせた。これにはちょっとしたいきさつがある。

とある保育園で歌われた「ぷれぜんと」という歌が、口コミで広がりやがてマスコミにも取り上げられたことをご存知だろうか。この「ぷれぜんと」とやなわらばーとの出会いが、今回の<幼稚園ライヴ>へとつながっていくことになる。

2005年3月、「ぷれぜんと」が東京千代田区の神田保育園で歌われた。歌ったのは保育園の先生たち。作詞作曲は園児のお父さんの白川英司氏。園長先生から「卒園式で園児に贈る歌をつくって欲しい」と、元音楽家の白川氏に依頼があったものだ。

卒園式に出席した保育士や保護者の口コミから、「ぷれぜんと」の評判は関係者を中心に自然と広まった。やがて「自分の保育園・幼稚園でも歌いたい」というメールが寄せられるようになる。そしてそれはマスコミにも取り上げられ、「CDは無いの?」という問い合わせが殺到するようになっていったという。

そんな矢先、大田区の矢口幼稚園副園長から「自分達も歌いたいので、楽譜と“お手本の音”が欲しい」という問い合わせを受けた白川氏は、自分も「誰か歌ってくれるアーティストはいないか?」と抱える悩みを伝えたという。そこで出てきたのがやなわらばーだったのだ。アニメ『クレヨンしんちゃん』のテーマ曲「ありのうた」を歌っていたやなわらばーはどうかという副園長の提案が、やなわらばーと楽曲「ぷれぜんと」の出会いを生み出した。

やなわらばーにとって「ぷれぜんと」との出会いは感動的だったという。

「ぷれぜんと」の歌詞にある<♪たくさん教えてあげたつもりでいたけど、教えられたことの方がたくさんあった>という一節にやなわらばーは「私たちはまだまだ教えられる立場ですが、両親や先生はこういう気持ちで私たちにいろいろと教えてくれて、いっぱいの愛につつまれて今があるのだと気付いた」と感動。全国の幼稚園や保育園にこのメッセージを届けたい!という気持ちが沸き起こったのも自然なことだった。

幼稚園ツアーのキックオフ・ライヴは2008年10月30日に矢口幼稚園で行なわれた。「ぷれぜんと」を聴いた先生やお母さんは「歌詞に共感。すばらしい曲だと思います。」「子供たちへの気持ちがつまった素晴らしい曲。大好きです!!」と感動。子供たちも、やなわらばーの2人と大いに盛り上がった。

幼稚園ツアー初日を終えて、やなわらばーの2人は「大人はこの曲のメッセージを感じてくれて、子供たちは将来大人になってから曲の意味がわかってくれれば嬉しい。」「楽しんでもらうつもりで考えていたんですけど、とっても楽しませてもらいました!全国をまわってたくさんの笑顔をつないでいけたらいいなと思います!」とメッセージ。

「ぷれぜんと」は、2008年の卒園式だけでも全国で100園近くの幼稚園・保育園で歌われている。この冬、やなわらばーが「ぷれぜんと」の感動を全国に届けていく。「教えたつもりが教えられた」「遊んであげたつもりでいたけど、遊んでもらっていた…」この行間に潜む人とのふれあいや愛の力、その想いの輪は、幼稚園を通じて大きく大きく広がっていくことだろう。

2008年11月5日にやなわらばーのニュー・シングルとして「ぷれぜんと」は発売となる。
◆iTunes Store やなわらばー(※iTunesが開きます)
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