新楽器「TENORI-ON」に重ねた人生

この製品は、ヤマハとメディアアーティスト・岩井俊雄と共同開発によって生まれた楽器。16×16個のLEDボタンを使って演奏するというものだ。
音楽制作ソフト、DTMソフトを使ったことがある人は、「ピアノロール」を思い浮かべていただきたい。「TENORI-ON」は、あの「ピアノロール」をそのまま楽器にしたようなコンセプト。縦軸は音階、横軸は時間となっており、1つの音符=LEDボタン。ひとつひとつのボタンを点灯させて音を奏でる。音色はプリセットされたものに加えて、SDメモリーカード経由で好きな音声ファイルを読み込んで使うことも可能。サンプラーとしても使える。また、MIDIとの同期もできるほか、裏側も光るので、ライヴパフォーマンスで使っても映える。
イギリスで実験的に先行発売され、ビョークをはじめ、YMO、コーネリアス、レイ・ハラカミ、クラフトワークなどのアーティストがライヴでも使っているという「TENORI-ON」。本日の発表会では、開発者の岩井俊雄とヤマハの西堀 佑氏による製品紹介のほか、デモンストレーションも行なわれた。

光がひとつ、またひとつと灯されていくにつれ、構成される音楽はより豊かに、複雑になっていく。人と人との出会いもまた同じ。いくつもの偶然の出会いを積み重ねて、人は成長していく。
「TENORI-ON」で奏でられる音楽と人生との類似点。そんなことまで哲学できてしまえる「TENORI-ON」。たとえ121,000円するとしても、手に入れてみたくなりませんか…?
5月12日より専用サイト(http://www.yamaha.co.jp/tenori-on/)で販売受付開始。
●「TENORI-ON」発表会の様子などフォトアルバム
https://www.barks.jp/digimono/?id=1000039582
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