ステイシー・オリコ、日本だけでベスト発売

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その歌声で世界を魅了し続けるステイシー・オリコ。ステイシーから日本のファンだけに贈られた初のベスト・アルバム『ベスト・オブ・ステイシー・オリコ』が発売された。

大ヒット曲の「スタック」「モア・トゥ・ライフ」やレア・トラックを収録、同時発売のスペシャル・エディションには初のDVD化となるビデオ・クリップ集が収録されている。ファンにとっては、ステイシーからの一足早いクリスマス・プレゼントとなりそうだ。

21歳にして輝ける7年のキャリアを持つステイシー。日本デビュー盤となった『ステイシー・オリコ』(2003年)は、シングル「スタック」がラジオ、TVで大ブレイク。全世界で350万枚、日本でのセールスが90万枚という空前の数字を記録。その人気は“オリコ現象”となって日本中を熱狂させた。

3年後にリリースされた『ビューティフル・アウェイクニング』(2006年)は大半の楽曲のソングライティングに関わり、来日公演も大盛況の盛り上がりを見せた。

まさしくアーティストとして順調に輝かしいキャリアを積んできたステイシーだが、2007年の5月から7月にかけては大きな冒険をしたそうだ。ショウビズ界そして安全な日常を8週間離れ、南アフリカのケープタウンに向かったのだ。

異文化交流や、HIVに感染した孤児達をケアするというボランティア活動を行ったステイシー・オリコ。音楽の持つ癒しの力、アフリカの大地が放つエネルギーを受け止めた彼女は、新たな決意を胸にアメリカへ、そして音楽シーンへと戻ってきたという。またひとつ大きなステイシーを期待し新たな音楽的チャレンジを待ちながらも、この冬はこのベスト・アルバムでこれまでのステイシーの軌跡を辿るのもいい。
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