ロン・ウッド、キースの落下事故には触れず

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ローリング・ストーンズのギタリスト、ロン・ウッドが出版した自叙伝『Ronnie』には、自身の生い立ちのほかストーンズの裏話が満載されているが、ウッドはあえて昨年起きたキース・リチャーズの落下事故について書くのを避けたそうだ。事故は一緒に休暇を過ごしていたときに起き、全ての状況を把握しているはずの彼だが「自分が話すことではない」と判断したという。

Contactmusicによると、ウッドはこう話している。「あれは奴のことだって判断したんだ。本を出すつもりなら、奴が自分の口から話すだろうよ。俺がすべきことじゃない。ドシンって音がしたとき、俺はすぐそばにいたよ。背を向けてたけどな……。あれは、みんなが考えていたより込み入ってた……。本人が話すのが1番さ」

“不死身の男”伝説を象徴するこの事件は、波乱万丈なキースの人生でも特筆すべき出来事の1つに間違いない。自叙伝を出版するのであれば、本のハイライト部分になるはずだ。ウッドは、それを横取りするのはフェアじゃないと考えたのだろう。。

Ako Suzuki, London
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