ワースト・デュエット、トップ10発表

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BBCのデジタル・ラジオ局6ミュージックが、リスナー投票によって決定したワースト・デュエット・トップ10を発表した。見事(?)1位に選ばれたのは、ポール・マッカートニーとスティービー・ワンダーのコラボ「Ebony And Ivory」('82年)だった。リリースされた当時は世界各国でNo.1ヒットとなったものだが、時が経つにつれて評価が低くなってしまったようだ。

一時期デュエットに精力的だったマッカートニーは、同トラックのほか、マイケル・ジャクソンとのコラボ「The Girl Is Mine」も6位にエントリーしている。まだデヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョンもそれぞれ2曲をトップ10入りさせている。

2位の「You're The One That I Want」はコメディアン2人が70年代後半にリリースしたもの。2人は当時、BBCの人気音楽番組だった『Top Of The Pops』に出演した際、歌詞を間違えるなど大失態を犯したそうだ。

BBC6ミュージックが発表したワースト・デュエット・トップ10は以下の通り。

1.ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダー「Ebony And Ivory」
2.アーサー・ムラード&ヒルダ・ベイカー「You're The One That I Want」
3.ミック・ジャガー&デヴィッド・ボウイ「Dancing In The Streets」
4.ビング・クロスビー&デヴィッド・ボウイ「Little Drummer Boy/ Peace On Earth」5.レネ&レネータ「Save Your Love」
6.ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン「The Girl Is Mine」
7.エルトン・ジョン&ピーター・ドハーティ「Children Of The Revolution」(Live 8)
8.パフ・ダディ&フェイス・エヴァンズ「I'll Be Missing You」
9.エルトン・ジョン&ジョージ・マイケル「Don't Let The Sun Go Down On Me」
10.バンド・エイド「Do They Know It's Christmas?」
  ガールズ・アラウド&シュガーベイブス「Walk This Way」(同点)

また、この対極であるベスト・コラボレーションは、

1.シナード・オコナー&ザ・チーフタンズ「Foggy Dew」
2.カースティ・マッコール&ザ・ポーグス「Fairytale Of New York」
3.クィーン&デヴィッド・ボウイ「Under Pressure」
4.ニック・ケイヴ&カイリー・ミノーグ「Where The Wild Roses Grow」
5.Run DMC&エアロスミス「Walk This Way」

だそうだ。ワーストで3位に選ばれたミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイのコラボ「Dancing In The Streets」は、ベストでも11位に登場している。

Ako Suzuki, London
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