2007年上半期の音楽配信は相変わらず好調!

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日本レコード協会(RIAJ)は、協会加盟全社の集計による2007年第1四半期、第2四半期及び2007年上半期の有料音楽配信売上実績を公開した。

これによると、2007年上半期(1-6月)の累計は、金額の合計で前年比142%の351億9,300万円と好調だ。特に目を引くのがモバイルの「シングルトラック」。俗にいう「着うたフル(R)」だが、これの伸びが数量ベースで前年比213%、金額ベースで203%の150億3,800万円となっている。

なお、モバイルの「シングルトラック」は昨年12月の段階で、金額ベースで「Ringtunes」(俗にいう「着うた(R)」)の売り上げをすでに上回っている。

パソコンでの配信に目をやると、「シングルトラック」の売り上げは前年比103%(18億1,300万円)。アルバム単位での売り上げは前年比118%(7億8,400万円)の伸び。

以上より、音楽の販売は、CD(特にシングルCD)から配信に確実に移行しているのが見てとれる。

ちなみに利用者側にはあまり関係ない余談だが、いくら音楽配信が好調だからといって、配信サービス全部がどこも儲かっているのか、というと、それはまた違う話。そんなに上手くはいかないのが実情のようだ。


■ 「2007年第1・2四半期及び上半期 有料音楽配信売上実績について」(RIAJ)

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