潜入! 取材現場はこうなっている(5)──mihimaru GTの場合(前編)
「あのー、時間は30分しかないんですけど、mihimaru GTの動画インタヴューをするので、潜入取材しますか? hirokoちゃん可愛いし、肌がすっごく綺麗だし、miyake君はすっごくいい人だし」
昨年末は紅白に初出場し、波に乗っているmihimaru GT。キュートなお茶目キャラのhirokoちゃんとクールでちょっとシャイなmiyake君が織り成すキャッチーでポップなサウンドは、とても聴き心地がよく、当然私のiPodにも入っている。そんな彼らの2007年第1弾シングル「かけがえのない詩」が2月28日にリリースされる。この曲は3月7日から公開される『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~』の主題歌にも抜擢されている。そこでBARKSでは、mihimaru GTのふたりに動画インタヴューを行ない、今作やドラえもんについて、そして2007年の活動について語ってもらうという。
もちろん、私は即答で「ぜひ!」と答えた。“hirokoちゃんが可愛いし、肌がすっごく綺麗だし”という言葉に触発されたからというだけではない。ある疑問を解決するために、だ。
訪れたのは彼らの所属レーベル、ユニバーサル ミュージック。今回潜入取材が入ることを先に伝えておいたため、「カメラで撮影がしやすいように」というユニバーサルのスタッフさんの計らいで、以前、桜塚やっくんの取材を行なった、広い応接室での取材となった。
余談だが、ユニバーサル ミュージックには、過去にLUNA SEAが在籍していた頃、通称“LUNA SEA部屋”なる部屋があったらしい。この部屋の家具は、全部高級家具だったとか!?
さて、機材セッティングも終了して準備万端整った頃、エレベーターホールのほうからhirokoちゃんのくもりのない、突き抜けるような声が聞えてきた。mihimaru GTの登場である。今回は取材時間が短いので、挨拶もそこそこに早速、撮影に入ることにする。
ファーストインプレッションとしては、hirokoちゃんはとても人懐っこい感じだ。一方のmiyake君は、クリエイター気質というか、hirokoちゃんと比べると無口で一歩引いて構えているという印象。このふたりのバランスこそが、mihimaru GTなのだろう。
動画撮影の最終セッティングと取材内容の軽い説明を行なっているときは、まさに素のふたりを捉えるチャンス。彼らにカメラを構えて数枚シャッターを切っていると、おもむろにhirokoちゃんが自分の足を掻き始めた。
「すみませーん。せっかく撮っていただいているのに、私、足とか掻いてますけど。めっちゃ痒い!」
というhirokoちゃん。
「いやいや、そういうショットが撮りたいんで大丈夫ですよ」
とファインダー越しに返すと、
「えー! やめてー。恥ずかしい!!」
とhirokoちゃん爆笑。それでもやっぱりカリカリと掻き続けるhirokoちゃんに、さすがのmiyake君も苦笑い。取材現場でのハプニングは、あればあるだけこちらとしては助かるものだ。
⇒ 潜入! 取材現場はこうなっている(5)──mihimaru GTの場合(後編)に続く!
昨年末は紅白に初出場し、波に乗っているmihimaru GT。キュートなお茶目キャラのhirokoちゃんとクールでちょっとシャイなmiyake君が織り成すキャッチーでポップなサウンドは、とても聴き心地がよく、当然私のiPodにも入っている。そんな彼らの2007年第1弾シングル「かけがえのない詩」が2月28日にリリースされる。この曲は3月7日から公開される『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~』の主題歌にも抜擢されている。そこでBARKSでは、mihimaru GTのふたりに動画インタヴューを行ない、今作やドラえもんについて、そして2007年の活動について語ってもらうという。
もちろん、私は即答で「ぜひ!」と答えた。“hirokoちゃんが可愛いし、肌がすっごく綺麗だし”という言葉に触発されたからというだけではない。ある疑問を解決するために、だ。
訪れたのは彼らの所属レーベル、ユニバーサル ミュージック。今回潜入取材が入ることを先に伝えておいたため、「カメラで撮影がしやすいように」というユニバーサルのスタッフさんの計らいで、以前、桜塚やっくんの取材を行なった、広い応接室での取材となった。
余談だが、ユニバーサル ミュージックには、過去にLUNA SEAが在籍していた頃、通称“LUNA SEA部屋”なる部屋があったらしい。この部屋の家具は、全部高級家具だったとか!?
さて、機材セッティングも終了して準備万端整った頃、エレベーターホールのほうからhirokoちゃんのくもりのない、突き抜けるような声が聞えてきた。mihimaru GTの登場である。今回は取材時間が短いので、挨拶もそこそこに早速、撮影に入ることにする。
ファーストインプレッションとしては、hirokoちゃんはとても人懐っこい感じだ。一方のmiyake君は、クリエイター気質というか、hirokoちゃんと比べると無口で一歩引いて構えているという印象。このふたりのバランスこそが、mihimaru GTなのだろう。
動画撮影の最終セッティングと取材内容の軽い説明を行なっているときは、まさに素のふたりを捉えるチャンス。彼らにカメラを構えて数枚シャッターを切っていると、おもむろにhirokoちゃんが自分の足を掻き始めた。
「すみませーん。せっかく撮っていただいているのに、私、足とか掻いてますけど。めっちゃ痒い!」
というhirokoちゃん。
「いやいや、そういうショットが撮りたいんで大丈夫ですよ」
とファインダー越しに返すと、
「えー! やめてー。恥ずかしい!!」
とhirokoちゃん爆笑。それでもやっぱりカリカリと掻き続けるhirokoちゃんに、さすがのmiyake君も苦笑い。取材現場でのハプニングは、あればあるだけこちらとしては助かるものだ。
⇒ 潜入! 取材現場はこうなっている(5)──mihimaru GTの場合(後編)に続く!
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