<SUMMER SONIC 06>7年ぶりのカーディガンズ

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スウェディッシュ・ポップの先駆者として知られるカーディガンズ。「カーニヴァル」「ラヴフール」など数々のヒットを飛ばすものの、'98年より約4年の活動休止。しかし'03年にはセルフ・プロデュースで挑んだ5thアルバム、『ロング・ゴーン・ビフォー・デイライト』を発表。さらに'03年にはヨーロッパ、'04年には全米ツアーを行なうなど、意欲的な活動を再開している。そんな中、昨年は久々にトーレ・ヨハンソンと全面的にタッグを組んだ新作『スーパー・エクストラ・グラヴィティ』をリリース。

そんなブランク後としては初となった今回の来日。“7年ぶりね!”と笑顔で問いかけるニーナ。みずみずしいヴォーカル、スリムでキュートなルックスはまったくブランクも年齢を感じさせない。「ラヴフール」で起こった大歓声、大合唱も印象的だったが今回のセットの中、随一の激しいロック・ナンバーとなったラストの「マイ・フェイバリット・ゲーム」で“Yes! Yes!”を連発しながら、オーディエンスを煽っていたニーナも素敵だった。まぶしいステージライトに手をかざしながら満場のオーディエンスを愛おしそうに見つめ、何度も“Thank you, Thank you”と繰り返した彼女にこそ、日本のファンからの“Thank you”を贈りたい。

文●suepyon


SUMMERSONIC 06 TOKYO
2006.8.12
SONIC STAGE

1.RISE & SHINE
2.ERACE/REWIND
3.HANGING AROUND
4.DON'T BLAME YOUR DAUGHTER
5.FOR WHAT IT'S WORTH
6.LIVE AND LEARN
7.LOVEFOOL
8.GODSPELL
9.I NEED SOME FINE WINE...
10.MY FAVOURITE GAME

◆SUMMER SONIC 06特集はこちらから
https://www.barks.jp/feature/?id=1000025892
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