サンタナ、春には新作リリース

ラテン・スーパーギタリスト、カルロス・サンタナのニューアルバム（タイトル未定）の制作が最終段階を迎えた。公式サイトsantana.comに掲載されたステートメントによると、サンタナは'04年春にレコーディングを開始し、'05年春頃に新作のリリースを予定しているという。約１年にわたって取り組んできた作品は「サンタナの珠玉の楽曲と、ゲストアーティストたちによるタイトなコラボレーションを収録し、今年の夏には必ずみんなの耳に届く」と同サイトは伝えている。サンタナはまた、アルバムのアートワークも監修している。

ロンチ・レディオ・ネットワークスが伝えたところによれば、４月にはプエルトリコ、パナマ、エルサルバドル、コスタリカを廻る中米ツアーが予定されており、さらに、未だ発表されていないものの、北米ツアーの計画もあるという。

サンタナは'99年にモンスターアルバム『Supernatural』をリリース。グラミー賞史上最多の９部門を独占した。エリック・クラプトン、デイヴ・マシューズ、ロブ・トーマス他、豪華アーティストと共演している。

関連ニュースでは、サンタナはラテンアーティストとしての貢献が認められ、第12回「BMIラテン・アワード」を受賞することが決まった。セレモニーは４月21日、ネバダ州ラスベガスで行われる。他には、彼と妻のデボラが、南アジアを襲った津波の被害を救済するために、“国境なき医師団”の緊急基金へ個人的に寄付を贈っている。

T.Kimura