Caramel’s Guitar Kitchen新作プロト第5弾は、50’sビザール風

Caramel’s Guitar Kitchen(キャラメルズ・ギター・キッチン)」による12ヶ月連続新作プロトタイプリリースの第5弾が発表された。
「PT5_ Cosmic Konpeito Tremolo Green」と名付けられた第5弾となる今回のギターは、宇宙開発が進み未来的なデザインが好まれた1950年代のビザールギターを彷彿とさせるデザインだ。とはいえ、当然ながらそのサウンドと操作性、弾き心地は極めて現代的な実用性を備えた設計となっており、マテリアルへのこだわりにも余念がない。フリーハンドでデザインされたという自由で奇抜なボディは、Caramel’s Guitar Kitchenのオリジナルシェイプである。

元々レトロなビザールギターが好きだったクラフトマン片田だが、「樹脂製で廉価品のイメージ」「可愛いけれど弾きにくい」といったビザールギターにありがちなイメージを払拭ずべく、パーツや木材にこだわり現場で通用する確かなサウンドと弾きやすいギターを目指したという。ボディの角張りと曲線が調和され、座って弾いた時にも違和感もなく膝上にフィットする。その凸凹な角張りがコンペイトー(金平糖)に見えることから「PT5_ Cosmic Konpeito Tremolo Green」と名付けられた。

ボディは薄めの40ミリ厚のアルダー材が使用され、ゴールドフォイルタイプのミニハムバッカーを2個マウントし、JM型トレモロを装着、ペグはトレモロに対応してGOTOHのマグナムロックだ。薄手のボディーにハムバッカーという相性が良く、フロント・ピックアップの甘くメロウなサウンドが魅力だという。また歪ませた時の軽快かつ適度な太さとサスティーンも心地良いものだとか。


Caramel’s Guitar Kitchenの特徴であるVピックガードとボディ淵にあるチェッカードステッチも健在で、塗装は同じく1950年代のギターに多くみられたニトロセルロースラッカー塗装だ。ボディ裏のコントロールパネルもミッドセンチュリー的なデザインとなっていて細部へのこだわりが見受けられる。


「四角いアルダー材を目の前に置いてフリーハンドで鉛筆を走らせてみました。板の大きさを目一杯に使って!デザインでいつも気に掛けていることは“斬新だけどイロモノにはしない”ということ。しっかりとしたマテリアルで作りたい。ミッドセンチュリーをモチーフにしたバックのコントロールパネルは我ながらキマったね!」──クラフトマン片田

なお、6月15日(日)に開催される新進気鋭のエフェクターメーカーが一堂に集まるイベント<PEDAL GEEKS MEETING 2025 Tokyo>(@東京・すみだ産業会館Dホール)にて、Caramel’s Guitar Kitchenのギターが試奏できる。
CGK_PT5_ Cosmic Konpeito Tremolo Green
発売日:2025年5月20日 正午~
販売:◆CGKオフィシャルオンラインショップ
参考価格:320,000円(税別)/ 352,000円(税込)のところ
販売価格:250,000円(税別)/275,000円(税込)※ロゴ入りソフトケース付き
・Body:Alder
・Body Finish:Nitrocellulose Lacquer
・Neck Material:Maple
・Fingerboard:rosewood
・Frets:22
・Fret Size:Medium wide
・Scale Length:648mm
・Nut:Graph Tech TUSQ
・Pickups(Front):Mini-Humbucker GoldFoil AlnicoV
・Pickups(Bridge): Mini-Humbucker GoldFoil AlnicoV
・Switching:toggle switch(Switchcraft)
・Controls:MasterVolume×1(CTS)/MasterTone×1(CTS)
・Bridge:JM Bridge
・Tremolo : JM Tremolo
・Peg:GOTOH Magnum Lock
・Strap Pin:GOTOH Ep-B3











<PEDAL GEEKS MEETING 2025 Tokyo>
2025年6月15日(日)
@すみだ産業会館 Dホール
東京都墨田区江東橋3丁目9-10 丸井共同開発ビル
時間:10:00~18:00
入場:500円
サイト:https://h-ozawa5.wixsite.com/pedalgeeksmeeting
