| (前半では「ライヴを意識して作った曲」もあり、実際一発録音のようにレコーディングした曲「アリエスの星」もあるんです、と語っていた平原さんで…)
――そういう面でも“Live”の新しい面が出てますね。
平原:今まで各地でライヴをやってきたんですが、本当いろんな方が観に来てくださってね。若い方からおじいちゃんおばあちゃんまで。来た方も幅広い年齢層に驚いただろうし、私自身ももちろん驚いたし。それでいてお客さんは“平原綾香のライヴってどんなんだろう”って思って、私も“ライヴでどんなことしよう?”って思っててお見合いライヴみたいな感じだったかなって(笑)。だから今度はライヴ1曲目から立ち上がって楽しめる歌を歌いたいって思ったんです。インタールードの「Theme of LIVE」も、来てくださるお客さんをイメージして書いたし。
――このアルバムが完成して、今、思うことは?
平原:これが乗り越えられたから、次もまたいろんな課題を与えられても大丈夫じゃないかなって思ってます。本当、このレコーディングもそうですが、いろんなこと経験させてもらってるんですよね。大御所ミュージシャンの方ともコラボさせてもらったり、若いうちにいろんな経験させてもらって、心も成長してるんだってありがたく思ってるんです。
――そしてこのアルバムをひっさげ、3/29からはまた全国ツアーが始まります。最後は日本武道館での公演ですね。
平原:そうなんですよ! 武道館っていうと、父が安全地帯のサポートをやっていた時代、私はまだ小さかったんですけど武道館についていったこと覚えてるんですよね。そこでミュージシャンやスタッフの方々がどういう面持ちで、ライヴに向かって動いてるかってのを目の当たりにして。で、大人になってからローリン・ヒルのライヴのために武道館で並んで、観客として観ていてね。すごくお客さんの気持ちでも分かったし、出演者、スタッフの裏の気持ちも少しは分かるようになってきた気がするし。その両方の気持ちが分かったうえで武道館に入る人って少ないと思っていて、また他の方とは違う見え方ができるんだろうなって思ってます。
取材・文●星野まり子
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平原綾香LIVE TOUR 2006 "4つのL" Love, Life, Luck, Live | 3/29(水)焼津市文化センター 3/31(金)名古屋センチュリーホール 4/01(土)まつもと市民芸術館 4/02(日)新潟県民会館 4/07(金)市川市文化会館 4/09(日)郡山市民文化センター 4/16(日)東京・NHKホール 4/21(金)福岡サンパレス 4/23(日)防府市公会堂 4/28(金)旭川市民文化会館 | 4/29(土)札幌市民会館 5/02(火)広島郵便貯金ホール 5/03(水)大阪フェスティバルホール 5/06(土)仙台サンプラザ 5/12(金)たつの市総合文化会館 5/13(土)可児市文化創造センター 5/19(金)志布志市文化会館 5/21(日)長崎ブリック 5/27(土)京都・文化パルク城陽 5/28(日)神戸国際会館 6/13 (火) 東京・日本武道館 |
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