ガンズ・アンド・ローゼズ公演を中止、いまだ新アルバム発売もめどが立たず

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早くからチケットを手に入れ、その日を心待ちにしていたファンにとって「残念」なんて言葉ではすまないのが、コンサートのキャンセルだ。そのなんとも言いがたい気持ちが和らげられるか、ずっと引きずるかの責任は、その後のアーティストの対応にかかっている。

ガンズ・アンド・ローゼズの5月30日(日)にスペインのリスボンで行われるフェスティバル参加中止が発表された。アクセル・ローズによれば「ギタリスト、バケットヘッドの間の悪い脱退でバンドが維持できない状態に陥っている。この状態ではどんな予定も立たない」ためという。'02年末に一度はプロモーションも試みられた新作『チャイニーズ・デモクラシー』についても、未だ発売日すらアナウンスできないようだ。今回中止が発表されたライブは、13公演を残しツアー途中でキャンセルされたカムバック・ツアー以来のものだっただけに、ファンならずとも「またか?」と思ってしまうところだろう。となれば、せめて満を持した発売がすぐであることを期待したいところだ。

Aki Kayamoto, NY

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