メタリカの<サマー・サニタリアム・ツアー>が終了

ポスト
Metallicaがヘッドライナーとなって様々なアーティストが出演した<サマー・サニタリアム・ツアー>が、8月10日(日)、サンフランシスコで最終日を迎えた。米国では夏のチケットの売れ行きが芳しくない中、今年の<サマー・サニタリアム>は成功を収めたツアーのひとつだ。ツアーにはMetallicaをはじめ、オープニン・グアクトにLinkin ParkLimp BizkitMudvayneDeftonesらが出演した。

Lars Ulrich(Dr)は、ツアーのスタート前にひと騒動あったと話している。彼は、ブッキングで若手バンドのエゴが激しく対立し、驚いたと言う。
「Linkin ParkとLimp Bizkitが早くからツアーに参加を表明した。でも、ほかのバンドとも出演について話し合って、どんな感じか探りを入れてみると、大変なことが分かった。“あのバンドといっしょにはやりたくない。あいつらとはプレイしたくないんだ。俺たちのほうが17枚も多く売ってるんだから”とか、そういう類のことがね。ちょっとしたエゴの問題があってたいへんだったよ」

Ulrichは、こうした出演者たちのリーダー格としてMetallicaがやりたかったのは、できるだけ多くの人々の前で演奏し、新しいファンを獲得することだと言う。

Linkin Parkは、今年のツアーに参加させてもらって感謝しているという。Chester Bennington(Vo)は、Metallicaといっしょにプレイするのが夢だったと話している。
「ずっとMetallicaのファンだった。(Linkin Parkのギタリスト)Brad (Delson)が初めてギターを弾いたのはMetallicaの曲だ。出演できてとても光栄に思う。彼らが俺たちを同等に扱ってくれて驚いてるし、すごく感動的だ。Metallicaと同じだなんて、考えもしなかったよ。彼らは俺たちよりもずっと上のレベルだから」

Metallicaは'04年2月から米国アリーナツアーをスタートさせる。

(C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報