ジャム・マスター・ジェイ殺害事件、未だ解決せず

ラップミュージックのパイオニア、Jam Master Jay（本名Jason Mizell）が殺害されてから半年が経つが、未だに犯人は捕まっていない。ラップ界で最も影響力のあるグループ、Run-DMCのDJだった彼は、10月30日、NY州クイーンズのスタジオでビデオゲームをしていたところ、覆面を被った男に撃たれ死亡した。

NY警察のAlfred Murphy警部補は「警察は行き詰まっているわけではない。まだ希望をもっている……。彼に近い人々からの協力が思ったように得られてないだけだ」と『WINS』に語っている。

警察は、凶器である40口径の銃についての情報をもとに、NY地区の１件の家宅を捜査したが、何も違法な物は発見されなかった。

犯人逮捕に繋がる情報を提供した者には、NY市と音楽業界から６万ドルの報奨金が提供される。

関連ニュースでは、Jam Master Jayの仲間、DMCが10月にソロ・デビューアルバム『Chex, Thuggs And Rock & Roll』をリリースする。

(C)LAUNCH.com