グリーン・デイのビリー、戦争反対の請願書へ署名を呼びかける

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Green Dayのフロントマン、Billie Joe Armstrongはブッシュ大統領によるイラク攻撃への動きを支持していない。彼はバンドの人気を利用して、彼や彼と同じ考えを持つ人たちの意見を表明する請願書への署名を呼びかけている。

Armstrongはバンドの公式サイト(greenday.com)で次のように書いている。「イラクとの戦争に反対する人たちへ。俺はgreenday.netに請願書を載せてジョージ W. ブッシュへ送り、軍事介入の計画をもう一度考え直すように強く訴えたい。この請願書はアメリカに住んでいる人だけでなく、世界の人々へも向けられている。だから、仕事場や学校でGreen Dayを知らない人たちがいたら、greenday.netにログオンして名前と出身地を入力するように伝えてほしい。できるだけ多くの署名を集めたいんだ」

Green Dayのメンバーはこれまでも、特に現政権の外交問題について政治的意見をはっきりと述べてきた。昨年秋に米国がアフガニスタンへ侵攻した際、グループはファンに対して軍事行動についての考えをバンドのサイトへ寄せるよう呼びかけた。

当時、ドラマーのTre Coolは次のように話していた。「たぶん、無知だとか短絡的だとか思われるだろうけど、俺は政府の人間じゃないし、米国を動かしてるわけでもないんでね。被害者を癒すのに、人々を殺すのがいい考えだとは思わない。Martin Luther King Jr.は、殺人者を殺すことはできるけど、殺人そのものを殺すことはできないって言っているだろう?」

もちろん、Coolはブッシュが政権を握る前から彼に反対していた。2000年の選挙戦では次のようにLAUNCHに話している。「もし君が18歳なら、ぜひとも登録して、クソばっかりほざいてるジョージ W. ブッシュをけ落としてほしい。あいつは悪魔だ。札付きのワルだ。奴をストップさせなきゃならない」

Green Dayは現在『Warning』(2000年)に続くアルバムを制作中。

Neal Weiss, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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