ボン・ジョヴィの『Bounce』、米国でリリース

ポスト
Bon Joviの最新作『Bounce』が10月8日(火)に米国で発売された。これはマルチプラチナを獲得した前作『Crush』(2000年)に続くアルバムで、1stシングル「Everyday」を含む『Bounce』の曲の多くは、昨年の米同時多発テロにインスパイアされたもの、とフロントマンのJon Bon Joviは語っている。

Bon Joviは事件が起きたとき、共に曲を作っているギタリストのRichie Samboraとともに、故郷であるニュージャージー州ラムソンの自宅にいた。彼は、2人が悲劇をもとに作った曲に満足するまで、しばらく時間がかかったとLAUNCHに話している。

「9/11に起きた多くのことが、ショックや落胆、悲しみ、怒りといったさまざまな感情になって駆けめぐった。あの時以来きちんとした言葉で声に出し、誠実にウソ偽りなく、何の作りごとも交えず話ができるようになるまで、しばらく時間がかかったんだ。“あなたが帰宅するのを待っている”とか、“どうしてこんなことになったんだ”っていう類のものを出したくはなかった。なぜなら俺は、直接体験したわけじゃないから。俺のコミュニティは体験したし、友人達が体験した。だけど、自分の家族は無事だったんだ」

Bon Joviは12月にオーストラリアで大規模なワールドツアーを開始する予定。その後、日本で公演し、1月には北米ツアーがスタートする。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報