トム・ぺティ、ラモーンズ、トーキング・ヘッズ、アイザック・ヘイズらが2002年ロックの殿堂に選ばれる

３月18日（月）夜、NYのWaldorf-Astoria Hotelで'02年Rock And Roll Hall Of Fame（ロックの殿堂）入りした有名アーティストらの入殿リストが発表された。今年、殿堂入りしたのはすべてアメリカ人で、メインストリーム・ロッカーのTom Petty & the Heartbreakers、ソウルのパイオニアIsaac Hayes、アート・ロッカーのTalking Heads、パンクの革新者Ramones、そしてGene Pitney、Brenda Lee、Chet Atkins、Stax Records社長のJim Stewartといった伝説のパイオニアたちだ。

Atlantic Recordsの設立者Ahmet Ertegunがショウの開会を行なうと、Joey Ramone、Al Hibler、Billy Higgins、Perry Como、John Lee Hooker、Chet Atkins、Ernie K. Doe、Aaliyah、George Harrison、Peggy Lee、Waylon Jenningsといった、昨年亡くなったミュージシャンたちに敬意が表わされた。

次にHallの会長でありレコード・エグゼクティヴのSeymour Steinがステージに登場し、９月11日のヒーローTodd Beamerの言葉を引用して「Let's Roll」とひとこと述べ、セレモニーを開始した。

当日の夜はPaul Shaffer & CBS Orchestraがハウス・バンドとして演奏を担当し、豪華スターたちのパフォーマンスをバックアップした。伝統となったセレモニー最後のオールスター・ジャムは、前年ほどの盛り上がりではなかったが、それでも観衆を喜ばせた。

Talking HeadsはSteve CropperとMarty Stuartをギター、Isaac Hayesをキーボード、Sam MooreとDarlene Loveをヴォーカル・アシスタントに迎え、彼らと共に“Take Me To The River”を演奏。続くジャムでは、ハウスバンドとLove、Gene Pitney、Mooreによる“He's A Rebel”が演奏され、続いてSchaefferがJewelとMatchbox TwentyのRob Thomasをステージに迎えて故George Harrisonの栄誉を称えた。彼らは“Here Comes The Sun”をアンサンブル演奏した。最後はSam MooreがCropper、Hayes、Jewel、Thomasのアシストで“Hold On, I'm Comin'”のリードをとり、セレモニーは幕を閉じた。

Chad Dougatz and David Lacey, New York　LAUNCH.com