AMAのDick Clarkがマイケル・ジャクソンらの出演問題でグラミー賞のボスを訴える
ロサンゼルス高等裁判所に提出された訴状内容によると、ClarkはGrammy出演に関する条件がDCPへの契約妨害、将来的取引の妨害、そして不当競争禁止法違反にあたるとし、1000万ドル以上の賠償金および該当条件の排除を求めている。
Clarkは、Grammy Awards管轄機関の代表であるGreeneが「何年にもわたり、AMA授賞式でライヴを行なったアーティストはGrammy授賞式でライヴ出演ができないという条件を施行している」とし、AMAに出演したためにGrammyのブラックリストに載せられたアーティストの最近の例として、Sean "P. Diddy" Combs、Toni Braxtonの名を挙げている。その他にもLeAnn Rimesの名などが挙がっており、「最終的には非常に長いリストになるだろう」と述べている。
またBritney Spearsが、GreeneからGrammyに出演できなくなると告げられたために、2000年度のAMA授賞式出演を撤回した件が例として取り上げられている。Spearsの出演中止決定は、DCPが「(彼女用の)凝ったステージセットを制作し、ライブ出演の公式発表も行なった」後になされたのだという。
Greeneのいわゆる“ブラックリスト方針”は、今年のスーパースターMichael Jacksonの場合にも再び適用されたという。Jacksonは1月に開催されるAMA授賞式への出演について、11月28日に口頭で同意していたが、2月のGrammy Awards授賞式への出演依頼を受けたことを理由に12月13日にDCPに出演撤回を通達してきた。
Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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