ボブ・ディラン自伝の出版契約が確定

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Simon & Schuster出版はロックンロールの伝説、Bob Dylanの自伝『Chronicles』の出版契約を確認した。自伝は複数巻になる予定で、Dylanは先日、1巻目に収める約200ページの原稿を書き終わったとTime誌に語った。1巻目は'02年に発売される見込み。

しかし、自伝が何巻になるかは今のところ分かっていない。Dylanはまた「記憶を取り戻そうとすると、ある事件や出来事に関しては白紙の状態」であるため、自分の人生の出来事を思い出すのに他人の記憶を頼らなければならなかったとTimeに語っている。

Dylanはローマでのインタヴューで、回想録は「全てのもの事を新しい視点で見ている」と語った。数々のバイオグラフィーのテーマになっているDylanは、1冊だけ違う方面の書籍を出版している。昨年発行された散文詩集『Tarantula』だ。

Dylanは現在、'97年にグラミーを獲得した『Time Out Of Mind』に続く43枚目のアルバム『Love And Theft』のプロモーションツアーを行なっている。10月24日(水)はウィスコンシン州ラクロスでコンサートが行なわれる。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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