【インタビュー】MindaRyn「日本大好き、アニソンシンガーになる夢を叶えるために日本に来ました」

InterFMで毎週火曜日よる9:30~10:00に放送されているミュージックプログラム「TOKYO MUSIC RADAR」は、次代の音楽シーンを担う様々なゲスト/アーティストを招き、来る日本のミュージックシーンをさまざまな角度で紹介しているラジオ番組だ。
深堀りトークで聞き応えたっぷりのインタビューを行っているのは、パーソナリティとして番組を牽引しているNagie Laneのmikako。今回ゲストで登場したアーティストは、今注目のアニソンシンガーMindaRyn(マイダリン)で、幼少期から日本アニメに触れ、タイに生まれ育ちながらもアニソンを歌うために、日本に拠点を移し活動するシンガーだ。活動は日本や母国タイに留まらず世界各地のアニメイベントに出演する活躍を見せ、現在のYouTube登録者数は114万人を超え、動画の総再生数は1億回を優に超えている。
──(mikako)MindaRynさん、よろしくお願いします。
MindaRyn:よろしくお願いします、サワッディーカー。「サワッディーカー」はタイ語で「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」です。
──(mikako)タイ語の「ハロー」ですね。今は日本に住んでいらっしゃるんですか?
MindaRyn:そうですね。日本に住んでいます。もうちょっとで3年。それまでは旅行で2~3回来ていたくらい、日本が大好きです。
──(mikako)日本を知ったきっかけは何だったんですか?
MindaRyn:お父さんが日本文化とか日本の音楽が好きで、X JAPANAの大ファンなんです。で、アニメも教えてもらって好きになりました。
──(mikako)日本を好きになったきっかけはアニメなんですね。
MindaRyn:アニメがメインですね。日本の文化もアニメから勉強したんです。そういう国なのか…いつか行ってみたいなって。
──(mikako)女子高生が毎朝パンを口に加えて走っているみたいな(笑)。
MindaRyn:そう(笑)、本当はそんなのはないって聞きましたけど(笑)。
──(mikako)日本語がすごく上手ですけど、日本語はいつから?
MindaRyn:アニメを見始めた時から日本語に興味があったので、本を買ったり自分で勉強したんですけど、そんなに喋れなかったです。けど、日本に引っ越して、仕事や日常で勉強して喋れるようになりました。

左:MindaRyn、右:mikako(Nagie Lane)
──(mikako)タイ語だけじゃなく英語も喋れるMindaRynさんですが、実際に日本の文化に触れてみて驚いたことってありますか?
MindaRyn:今はもう慣れましたけど、1番びっくりしたのは、女の子同士なら服を脱いでも平気なところ。めっちゃ驚きました。温泉とかジムやピラティスに行くときとか、みんな一緒に着替えしたり、ブラを脱いだり(笑)。
──(mikako)日本には温泉の文化とかがあるから…なんですかね。一応小さいタオルは持っていたりするけど、確かに裸で見えますもんね(笑)。
MindaRyn:そうです。今は慣れたし温泉も大好きですけど、でも未だに男性はそれでも大丈夫なのかなって思っちゃいます。タイでは女性より男性の方が裸は見せない文化なので。
──(mikako)そういう違いがあるんですね。ちなみにタイでは、学校で体育のあるときはどこで着替えるんですか?
MindaRyn:最初から体操着で通学して、それで一日過ごすんです。
──(mikako)そうか、面白い。それはカルチャーショックでしたね。日本語がとても上手ですけど、歌を歌う点で難しい日本語ってありますか?
MindaRyn:日本語の「ず」と「づ」の発音の違いがわからないです。
──(mikako)発音自体はどちらも同じなんですよ。
MindaRyn:そうなんですね。歌詞の中に、例えば「続ける」という言葉があったりするじゃないですか。レコーディングの時に、ディレクターさんから「つがづになっちゃってるよ」とか「つに戻っちゃったよ」とか言われると、もう全然わからないですってなる(笑)。
──(mikako)タイの言葉にそういう発音はあるんですか?
MindaRyn:「す」はあるんですけど「つ」も「ず」「づ」もないんです。
──(mikako)へえ、それは難しいですね。逆にタイ語にあって日本語にない発音って…。
MindaRyn:ありますあります。[ng](んぐっ)の発音とか。
──(mikako)発音の違いは難しいですね。そもそも音楽活動はいつ頃からスタートしたんですか?
MindaRyn:2015年ぐらいだったかな、YouTubeでアニソンカバーチャンネルを始めました。
──(mikako)音楽としては、アニソンがルーツになるんですか?
MindaRyn:アニソンも大好きだったけど、YUIさんも大好きだったので、YUIさんの音楽も結構カバーしました。あとONE OK ROCKも大好き。
──(mikako)ライブでのパワフルさは、そういうところからもきているんですね。
MindaRyn:J-POPが好きですけど、でもアヴリル・ラヴィーンも大好き。
──(mikako)タイのポップス…T-POPは?
MindaRyn:昔は全然聴いてなかったです。でも、逆に大人になって聴くようになりました。ホームシックみたいな感じで。
──(mikako)J-POPは何で知ったんですか?
MindaRyn:YouTubeで見つけたり、YUIさんは「タイヨウのうた」っていう映画を観て「Good-bye Days」っていう音楽がめちゃくちゃ素敵で、それでYUIさんを知りました。まだ中学生だったんでお金もなかったんだけど、お金をためてCDを買ったり。
──日本とタイの音楽文化の違いってあったりしますか?
MindaRyn:ありますね。日本の音楽は複雑…楽器がいっぱい入っていていろんなサウンド…結構細かいイメージ。でもタイの音楽はすごいヒーリングというかリラックス系のアコースティックな音楽が多いかな。
──(mikako)一時期、T-POPはエモいってSNSでよく見かけたんですけど、チルな感じなのかな。
MindaRyn:ラブストーリーが多いんですよね。だからエモいのかな。90%ラブストーリーかも。私が思うのは、日本の音楽には色んな種類があって、応援歌もあれば世の中への怒りの音楽とかいろんなジャンルがあるんだけど、でもタイの音楽にはラブソングがめっちゃくちゃ多いんです。
──(mikako)面白いですね、国民性なのかな。
MindaRyn:タイ人はロマンチックかな(笑)。ラブが好き。聞いた話ですけど、日本人って「愛してる」とかあまり言わないですよね?でもタイ人は愛の表現が強くて毎日お互いに「好きだよ」って言ってます。
──(mikako)そうなんですね。確かに日本人は言わないですよね。
MindaRyn:それはどうしてですか?シャイだから?
──(mikako)んー、やっぱりシャイですね。言えばいいのにね。言われたら嬉しいもの。大切な人には愛を伝えていくようにしたいですね。
MindaRyn:そうですね、言われたら嬉しいですよね。

──(mikako)そんな文化の違いもある中で、日本語の曲を歌うときに意識していることはありますか?
MindaRyn:そうですね。私は昔も今もアニソンを歌うことが多いので、歌詞の意味を全部理解できるように意識してるし、今はカバーじゃなくてアニソンシンガーになっているので、その歌詞がちゃんと伝わるように自分の経験と照らしあわしたり、経験がなくても想像をしてその内容を歌うようにしています。
──(mikako)アニソンの歌詞って「勇気出して」とか「戦い続ける」みたいな、日常ではあまり言わないセリフでも心に響く表現があって、アニソンからすごい勇気をもらいますよね。
MindaRyn:私もそれはアニソンの魅力で勇気をもらえる音楽だと思います。あと、アニソンはアニメのストーリーともリンクしているじゃないですか。だから、キャラクターの思い出やキャラクターのパッションとかもアニソンの中に入っていて、アニソンを聴くと歌詞だけじゃなくてアニメのあのシーンを思い出せるところが大きな魅力だなと思います。
──(mikako)そんな思いがあるからこそ、アニソンのカバーシンガーではなく、自らがアニソンの曲を担当するようになったときは、すごく嬉しかったでしょうね。
MindaRyn:うん。めちゃくちゃ嬉しかった。私の夢だったから。初めてアニソンの主題歌を歌うことが決まった瞬間は信じられない気持ちでした。もちろんアニソンシンガーになると心に決めていたんだけど、リリースされて告知された日に改めて、このアニメの曲になったことが実感できた。ずっと自分はアニソンから力をもらってきたから、これからはアニソンとアニメの力になりたいなとも思いました。
──(mikako)シンガーでも活動とともに、YouTubeも精力的に更新されていますが、最近納豆を食べたとか(笑)。
MindaRyn:そうなの、食べれるようになりました(笑)。動画は、以前病気で声が全く出なくなっちゃったことがあって、歌の練習が全然できないので、何か動画撮影したいなと思って、そのシリーズを始めたんです。最近は簡単な料理ばっかりなんですけど、日本の料理にもチャレンジしています。最近は生姜焼きのお魚とか。
──(mikako)豚肉じゃなくて、お魚の生姜焼き?
MindaRyn:そう。美味しかった。日本のタレは、醤油とみりんとお酒が全ての基本なので、そこにいろいろ入れたりして試してます。
──(mikako)いいですね。しかも納豆も食べれるようになって。
MindaRyn:私もびっくりしました。初めて納豆を食べた時は気持ち悪かったけど、最近は毎日お味噌汁を飲んでいたから、納豆の匂いにも慣れてきたのかも。
──(mikako)大豆に慣れたのかな。
MindaRyn:急に食べれるようになりました。キムチと一緒に食べてみたら美味しかった。
──(mikako)YouTube動画は編集も自分で行っているんですか?
MindaRyn:自分で編集しています。カバーの映像の時も、ビハインド・シーンとかやったりして、あれも自分の編集です。料理動画はただカメラを置いてエディットするだけなので、難しくないです。
──(mikako)いいですね。普段お休みの日は何をしているんですか?
MindaRyn:あみぐるみを作っています。昔から好きで動物とかも結構作ってます。私あんまり友達いなくて(笑)、それで友達をこうやって作っているんですよ(笑)。
──(mikako)日本に来てすぐお仕事だと友達もなかなかできないですもんね。あみぐるみはたくさん作っているんですか?
MindaRyn:そうですね、20個くらいに部屋にあります。いつも公園で編みぐるみを作っているの。マネージャーから「怖い」「変な人みたい」って言われたけど(笑)。
──(mikako)私も公園が好きだから、散歩したりぼーっとしてる時がある。
MindaRyn:日本の公園ってめっちゃくちゃ綺麗で、タイと比べても木が凄く大きくてびっくりしました。ちゃんと設計しているんだなって思いました。
──(mikako)1番の趣味は、あみぐるみなんですね?
MindaRyn:アニメとゲーム以外は(笑)。
──(mikako)そうかそうか。アニメは何が好きですか?
MindaRyn:うーん…いつも「HUNTER×HUNTER」が1番好きって言っているけど、あとは「鋼の錬金術師」とか「コードギアス」とか。
──(mikako)いいですね、私もめちゃくちゃ好き。
MindaRyn:私、昔のアニメと今のアニメはなんかテイストが違うと感じていて、今のアニメはストーリーの展開が早くて短いですよね。でも昔のアニメはエピソードも凄く長くて、ああいう感じのストーリーテリングがすごく好きだったな。
──(mikako)わかります。私は「名探偵コナン」とか「犬夜叉」とかも好きだった。かごめが好きすぎて弓を習おうか真剣に悩んだくらい。話が脱線しちゃいましたけど(笑)、日本に3年住んでいるということですけど、タイには帰っているんですか?
MindaRyn:帰っていますよ。1年3回くらいかな。家で犬を飼っているんですけど、犬が大好きで恋しくなっちゃうから、それでよく帰ります。
──(mikako)やっぱりホームシックにもなっちゃいますよね。
MindaRyn:私は日本が大好きで、日本に住むこととか日本で働くことが夢だったから、ホームシックにはならないと思っていたんだけど、実際に住んでみたら、自分が思ったよりホームシックになったかもしれない。私はタイで周りに動物がいっぱいいる環境で育ったから、初めてのひとり暮らしでなんか寂しいというか。今までは悲しい時にもワンちゃんとよく話をしていたから、だから今はあみぐるみと話をしているの(笑)。
──(mikako)そういう存在って大事ですよね。分かる。タイのご家族が日本に来ることは?
MindaRyn:うん、私の初のワンマンライブの時に来てくれたんですけど、お父さんからはうるさいって言われました。いつもX JAPANを聴いているのに(笑)。
──(mikako)(笑)MindaRynさんにとって、日本とタイはどっちが好きですか?意地悪な質問だけど。
MindaRyn:どっちも好きですよね。日本に住んでいる時はタイが恋しいですけど、でも正月に新年の時に1週間くらいタイに帰ったときは、日本が恋しくなったし。日本はルールとか結構厳しくてきちんとしているから、タイのリラックスした雰囲気が恋しくなるけど、タイに戻ると今度は渋滞とかも大変で、ちょっぴり日本のルールが恋しくなったり(笑)。日本では電車が時間通りに来るでしょ?
──(mikako)日本ってすごいですよね。ちゃんと時間通りに電車が来る。
MindaRyn:すごく時間を守っていますよね。電車もすごいなと思います。
──(mikako)街が綺麗なのもそうだし、そういう意味ではやっぱすごいですよね。
MindaRyn:あんまりゴミ箱もないのに、こんなに綺麗ってすごい。あとね、ゴミの分別にもものすごいカルチャーショックでした。捨てるためにゴミを洗ったりして。
──(mikako)確かに…プラスチックゴミとかちゃんと洗って分別しますよね。
MindaRyn:すごいです。日本人の皆さん尊敬してます。これって学校で教わるんですか?
──(mikako)いや、生活の中で…お母さんから教わるのかな。
MindaRyn:あと、あれも油を捨てるときに油を固めるやつ。あれは買わなきゃいけないけど、みんなこういうことを事前にやっているから、日本は綺麗なのかなって思っています。

──(mikako)タイ出身であり日本を拠点に活動されているMindaRynさんですが、さらに世界に向けて活動するなかで、これまでどんな国でパフォーマンスしてきましたか?
MindaRyn:2024年は結構ヨーロッパとかも行きました。ドイツ、ポーランド、あとはブラジルとかカナダにも。アニメイベントがあってそれに参加したんです。
──(mikako)お客さんに反応はどうでしたか?
MindaRyn:暖かかった。世界中のみんながこんなに日本のアニメを愛してて、オタクにとっていっぱい友達と遊んでるみたいな感じで、とっても嬉しかった。
──(mikako)私も2023年にドイツの<マイン祭り>でライブしたんですけど、みんなやっぱ日本のアニメを知ってくれていて、すごく暖かかったですよ。
MindaRyn:私はドイツの人って真面目で固いイメージがあったんだけど、でもイベントではすっごい盛り上がってくれて「普通にオタクやん」って思いました。世界中の皆さんから本当にパワーをもらいましたね。
──(mikako)今後はどのような国でパフォーマンスしたいですか?
MindaRyn:行ったことない国に行きたいです。エジプトとか。カルチャーとかが違うから。一昨年にサウジアラビアに行ったんですけど、自分の国とは一番カルチャーが違っていた国だったので、いろんなことが勉強になりました。すごい楽しかったです。だからもっとカルチャーが違う国に行って、いろんな食べ物を試してみたい。
──(mikako)いいですね。、なかなか行く機会の少ない国に自分の曲を持っていくのはひとつの夢ですよね。
MindaRyn:サウジアラビアには日本のアニメを見ているイメージがなかったんですけど、実際に行ってみたら「みんな、日本のアニメ観てるんだ」って驚きました。嬉しかった。
──(mikako)みなさんネットで観ているのかな。
MindaRyn:サウジアラビアは国王が大のアニメ好きで、王様がアニメを広げているみたい。「ONE PIECE」とか「NARUTO -ナルト-」は凄く人気がありますよ。
──(mikako)それはすごいですね。めっちゃ嬉しい。私がヨーロッパに行った時は、テレビで「ポケモン」とか「デジモン」とかやっていて、「クレヨンしんちゃん」がイタリア語を喋っていました、「ボンジョールノ」とか(笑)。
MindaRyn:ええ、かっこいい。かっこいいしんちゃんですね(笑)。
──(mikako)文化って国を超えるんだなって思いますよね。歌ってみたい会場とかはありますか?
MindaRyn:私が初めてYUIさんのライブ映像を観たのは武道館のライブだったから、歴史のある場所ですし、いつか日本武道館でやってみたいなと思ます。あとは、普通にストリートライブをやりたい。
──(mikako)ストリートライブをやったら、めっちゃ人が集まりそう。
MindaRyn:ストリートのイベントでやったことはあるんですけど、でも自分でギターを持って、自由にストリートライブをやるのはやったことないので、だからチャレンジしたいです。
──(mikako)共演してみたいアーティストとかは?
MindaRyn:できるかどうかわかんないですけど、いつかYUIさんと会いたい。コラボまでできるかわかんないですけど、でも会いたくて。「いま私がここにいるのは、あなたのおかげです」って言いたい。
──(mikako)素敵。
MindaRyn:あとは一緒に「Good-bye Days」を歌いたいな。
──(mikako)いろんな国でライブをしてきたMindaRynさんですが、日本でのライブと他の国でのライブでの違いってありますか?
MindaRyn:ありますよね。国によるんですけど、日本のファンはあんまり一緒に歌わないじゃないですか。でも海外に行ったら、自分の声が聞こえないくらい歌ってくれる。
──(mikako)その差、すごくありますよね。
MindaRyn:すごいあります。ヨーロッパもアメリカも、ブラジルみたいな陽気な国では、すっごい歌ってくれて、「私は歌わなくてもいいのかな」ってくらい(笑)。意味がわからなくても歌詞を覚えてくれていて歌えるって、すごく嬉しい。でも日本のバーションも楽しいです。私の生の声を聞きたいから、静かにしてちゃんと聞いてくれていると感じているから、どっちも好き。国によってその雰囲気や感じが違いますよね。
──(mikako)日本ではきちんと聴くという姿勢にリスペクトや応援の思いを乗せているのかもしれないですね。
MindaRyn:でも、日本の方がリズムが上手いと感じます。拍手のリズムとかペンライトの振り方とか。海外だとぐちゃぐちゃになるんですけど、日本人はすっごくリズムが上手で、みんなミュージシャンだと思いました。
──(mikako)そもそもペンライトって、日本のアイドル文化あたりから来ているのかな。
MindaRyn:曲によって手振りとか拍手とか決まったパターンがあるじゃないですか。あれはどこで覚えたんですか?すごく自然で、なんかルールとか本があるんですか?やり方がわかりたいけど、自分のライブでもやりたい。
──(mikako)どうなんでしょうね。今までの日本のコンサートが重ねてきた型みたいなものがあるんでしょうね。この曲調でこのビートならこれでしょ、みたいな。最近は事前に応援動画を公開して、ライブでファンへお願いすることを伝えておくというのもありますから、そういうのもいいですよね。今後はどんなアーティストになっていきたいですか?
MindaRyn:難しいですね…未来のことはまだわからないから。でも、今目の前にある改善したいところを、ひとつひとつクリアしながらハッピーになっていきたいです。今は「アニソンシンガーになる」という夢が叶ったけど、これで終わりではないから、その夢を守り続けていきたいなと思います。
──(mikako)もっといろんなアニメの曲を歌ったり?
MindaRyn:うん、この世界はまだすっごい広いから。アニメの世界、アニソンの世界で、まだやったことないことをやっていきたいな。よかったらMindaRynという名前を覚えてもらって、音楽とかチェックしてもらえたら嬉しいです。これからもMindaRynのこと、応援よろしくお願いします。
取材◎mikako(Nagie Lane)
文・編集◎烏丸哲也(BARKS)
◆MindaRynオフィシャルサイト
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