【インタビュー】詩羽(水曜日のカンパネラ)「ネコ・ファーストの私です…猫アレルギーだけど」

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InterFMで放送されているミュージックプログラム「TOKYO MUSIC RADAR」(毎週火曜日よる9:30~10:00)では、様々なアーティストが登場し、深堀りトークで聞き応えたっぷりのインタビューが放送されている。

招かれるアーティストは、日本での活躍はもとより海外での注目度も高く、世界へ向けての旅立ちに注目が集まっているミュージシャンで、アーティストをお迎えしトークを繰り広げているのはNagie Laneのmikakoだ。同世代のアーティストならではの親密度と屈託のない話題から、とっておきのここだけ話も飛び出てくる、そんな「TOKYO MUSIC RADAR」の様子を、ここBARKSでもお届けしよう。

今回登場したのは、12月17日と24日の2回にわたって放送された水曜日のカンパネラの詩羽だ。水曜日のカンパネラの活動に加え、ソロにおいても充実した活動を見せた近年だが、詩羽にとって2024年はどんな年だったのか。


左:mikako(Nagie Lane)、右:詩羽(水曜日のカンパネラ)

──(mikako)水曜日のカンパネラは、11月に開催された東京国際ミュージックマーケット(TIMM)のステージにも出演されていましたが、あのようなショーケース・ライブはいかがでしたか?

詩羽:ショーケースライブって、あまりやったことがなかったので、「どんな感じになるのかな」「そもそも盛り上がってくれるのかな」とかちょっと心配だったんですけど、でも、1階席も2階席もみんなすごい盛り上がってくれました。TIMMには仲のいい友達のimaseちゃんとかも出てたので、なんか嬉しかったですね。

──(mikako)海外の音楽関係者も多く観に来るライブだったわけですが、なにか意識したことはありましたか?

詩羽:いつも通りです。多分、私っていつも変わらないので、割とハッピーなマインドでライブをしてました。

──(mikako)MCでも、「自分の好きな服を着て、自分の好きを出していきたい。みんなも出していこうね」って言っていたのが印象的でした。お客さんもすごく反応していましたもんね。水曜日のカンパネラは北京、上海、広州、台北でのツアーも経験していますけど、海外と日本のライブでは違いはありましたか?



詩羽:私、英語も何も喋れないので、言語の壁があるのかなと思って初めはすごい不安だったんですけど、 でも実際行ってみると、ほんとに言語を超えた何かがあって、音でもそうですし、気持ちでお客さんと一体感になるっていうのは、どこに行っても違いはないなって思いました。日本であろうが海外であろうが、そこに違いはないなって思います。

──(mikako)音楽に国境がないっていうのは、まさにそういうことですね。特に印象的だった国や場所はありますか?

詩羽:北京でも上海でも広州でも、お客さんの雰囲気がそれぞれ違うっていうのは、日本でも、大阪のお客さんと沖縄のお客さん、名古屋のお客さん、北海道のお客さんとか、その土地でお客さんの雰囲気が違うっていうのと同じ感覚がやっぱあるんだなとも思いました。でもお客さんがめちゃめちゃ愛してくださっているのが、どこの国でも伝わりましたね。

──(mikako)特に水曜日のカンパネラの曲って、言葉遊びや面白い響きがあるので、言葉の意味がわからなくても耳に残って歌えますよね。

詩羽:2023年なんですけど、<Clockenflap>(香港で開催される音楽と芸術の国外での祭典)に出させていただいたことがありまして。色々なフェスに出ていたけど、これが1番大きいフェスだったので、会場もすごい広くて、私の出番以外の時も全部が楽しい空間でした。私のライブも大きいステージでやらせていただいたんですけど、いろんな国から集まってるファンの方たちがいたので、めちゃめちゃお客さんが良くって、ノリがほんとにみんな自由で、踊ってる人たちもいれば、めちゃめちゃ一緒に声出してくれたり、「ふー」とかすごい言ってくれる人もいたりして、すごい楽しかったなっていうのは今でも覚えてます。






<Clockenflap>

──(mikako)パワーもらえますね。

詩羽:泣きましたね。

──(mikako)今後も海外でライブしていきたいですね。

詩羽:そうですね。私、怖がりなので、行ったことのない国に行くのが結構怖いタイプで、何持っていけばいいかなとか不安なんですけど、でも今は行ったことのある国が少しずつ増えていっているので、色んな旅に出ていろんな国を好きになっていきたいなって思います。

──(mikako)ヨーロッパとかも。

詩羽:アジア以外行ったことはないんですけど、聞いた話だと飛行機が長いって。

──(mikako)ヨーロッパは15時間とかざらですから、起きてるのか寝てるのかわかんなくなりますよ(笑)。

詩羽:行くってなったら、すごい勇気が必要だなとは思いますけど(笑)、でもやっぱいつか挑戦したいなと思いますね。中華圏…香港、韓国、台湾までしか行ったことないので。

──(mikako)2024年は3月に日本武道館単独公演<METEOR SHOWER>も開催しましたが、初の武道館公演はいかがでしたか?

詩羽:もう純粋に「楽しかったな」っていう記憶が残ってるのがよかったです。「今までで1番いいライブができた」って言えるライブだったことが、1番のいい結果だと思います。フェスとかでは大きな場所もあったんですけど、単独でやった中では1番大きい会場で、センターステージでやらせていただきました。ファンの人に360度囲ってもらう形でライブができて、ほんとに満足のいく納得のいくライブができたのがよかったですね。

──(mikako)ミュージシャンにとって、日本武道館というのはひとつの象徴だったりステータスだったりしますよね。何か特別な演出とか用意しましたか?

詩羽:普段やってることをやりたいなっていうのもあったので、掛け声だったりは割といつも通り。いつもの演出を武道館でやろうという思いもあったので、ライブハウスみたいにお客さんをステージにあげるっていうのも、どうにか交渉して実現させてもらったり。

──(mikako)武道館で?

詩羽:はい、「どうにかでもこの演出はやりたいんだ」ってお願いして。「一寸法師」って曲があるんですけど、その曲自体が5人のアイドルグループの曲になってて、よくライブハウスとかだとその場でお客さんに手を挙げてもらってステージにあげるんです。武道館ではさすがにそれは厳しいってことで、事前にファンクラブで募集をかけて当選した4人をステージにあげました。武道館だからこそできるスペシャルな演出はいろいろやったんじゃないかなと思います。

──4人…当選確率は極小ですね。

詩羽:それ以上は特に何も決まりがないので、ステージでただひたすらみんな踊ったりする。なかなかアーティストと同じステージに立つことってないので、それってすごい面白いなって思いますし、私のライブだからこそできる面白さかなと思ったので、そこはできてよかったですね。






日本武道館単独公演<METEOR SHOWER>

──(mikako)詩羽さんと同じ武道館のステージに立ったなんて、お墓まで持っていけるエピソードですもん(笑)。そんな水曜日のカンパネラは6月に3rd EP「POP DELIVERY」をリリースされましたが、これもかなりバラエティ豊かな作品集ですよね。

詩羽:そうですね。これは結構タイアップの曲が多くて、いい意味で全く統一感がなかったEPだったので、「それぞれの曲たちに共通する部分って何なのかな」って考えた時に、ポップさっていうのは崩れないものだなと思って「POP DELIVERY」っていう名前にしました。ほんとにいろんな曲が詰まってるし、制作時間も制作期間もすごいバラバラなんですけど、でも一貫してポップなサウンドが目いっぱい詰まってます。



──(mikako)そんな「POP DELIVERY」を引っ提げてツアーを行い、8月には「シャルロッテ」、11月には「願いはぎょうさん」、そして12月9日に「動く点P」とシングルもどんどん出てますね。

詩羽:はい、なんかすごいですよね。

──(mikako)「動く点P」はドラマ『【推しの子】』第7話の主題歌ですが、めちゃくちゃ学生時代を思い出すタイトルで(笑)。

詩羽:学生時代にやってた、点Pが動いてその長さを求めるやつなんですけど、「その点Pが動かなければ、もっと簡単なのに」みたいなネットミームがあって、ケンモチさんもそこから取ったらしいです。

──(mikako)この曲には、どういう印象を受けていますか?

詩羽:いつも深く受け止めていないんです(笑)。水曜日のカンパネラの楽曲って、偉人だったりいろんなキャラクターの曲も多いんですけど、何を言っているかは絶妙にわからないので(笑)、そこに対しては毎回深くは考えずに、すぐ「わかりました」と全てを受け入れる心で受け止めてます。

──(mikako)曲を聞いて、その時のフィーリングや自分で感じたものを表現する感じ?

詩羽:そうですね。この曲はちょっと低い声だったり、声色を変えながら遊ぶことも意識しながら自分の中の感覚を出してレコーディングしました


──(mikako)ソロ活動もあり、2024年は相当忙しい1年だったんじゃないんですか?

詩羽:それこそ、武道館が今年だったってことが不思議なくらい1年間でいろんなことが目一杯あったので、気付いたら年末になってたみたいな感じですね。2024年は忙しかったと思うんですけど、でもそんなにしんどくなかったのは、多分その、ネコを飼ったからかなって思いますね。ネコちゃんがね(笑)。

──(mikako)ネコちゃん、いつ飼い始めたんですか?

詩羽:5月末…6月頭くらいから。私はめちゃめちゃインドア派なのでいつも家にいるんです。ネコちゃん2匹と3人で暮らしているんですけど、ネコのすやすやと寝息が聞こえる空間で、私はずっとマンガを読んでます。

──(mikako)どんなマンガを?

詩羽:転生マンガを。私、めちゃめちゃマンガが大好きで、この1年はひたすらマンガを家で読んでたなって思います。本当に読んでる数が半端なくって1日5作品くらい読んだりするので、ほんとにめっちゃ読んだ年だなあ。ばーって見返したら全部転生マンガだったみたいな。

──(mikako)マンガでオススメありますか?

詩羽:やっぱ有名で面白いなって思うのは「葬送のフリーレン」とか、ですかね。絵がホント綺麗ですし、ちゃんと面白いなって思います。

──(mikako)ありがとうございます。読んでみます。まとまったお休みがあったら、お出かけとかしますか?



詩羽:旅行に行きたいです。友達とはよく「旅行、行こうよ」って話してるんですけど、でもなかなか都合がつかなくて。でもどこか行きたいですね。国内だったら広島…厳島とか、金沢の方もいいですね。ちょっとゆっくりできる場所に行きたい。人が多いとしんどいじゃないですか…秋の京都とかすごいから。

──(mikako)京都は年がら年中すごい人ですね。

詩羽:昨年の秋に京都に友達と行ったんですけど、もうすんごい人多くて、修学旅行生とかもすごくって。だから、ちょっと人が少ないところに行きたいな。

──(mikako)金沢もいいですね。そんな詩羽さんですが、2024年で1番ハマったことってありますか?

詩羽:マンガはめちゃめちゃ読みましたけど、でもそれはずっと好きなことなので。…私、ずっとお酒を飲まない人間だったんですけど、飲み始めるようになりました。元々、血的にお酒は弱いのかなって思ってて飲むことがなかったんですけど、去年くらいから飲み始めたらなんか全然弱くはなかったっぽくて(笑)、お酒で失敗することもないので、結構ハッピーな酔い方ができるんです。なので、今年は友達と飲みに行くとか、ひとりで飲みに行くとか。

──(mikako)ひとりでも行くんですか。

詩羽:ひとりでも行きます。

──(mikako)それはちゃんとお酒を楽しめてますね。何を飲むんですか?

詩羽:いつも飲むのは紅茶ハイとか、居酒屋に行ったら梅酒とか。甘めのお酒が好き。全然知らない人たちと話したりとか、スナックに行って知らない人たちとカラオケ歌ったりとか。そういう楽しみ方ができたのはすごいよかったなと思います。

──(mikako)素敵。ちなみにカラオケでは何を歌うんですか?

詩羽:知ってるもんだったら何でも歌いますけど、結構その、相手によって変えたりします。スナックに行ったときは、「木綿のハンカチーフ」とか歌ったら「いいね、お嬢ちゃん」「お嬢ちゃん、歌上手いね」とか言ってくれるので、そういうのを歌っちゃいますね(笑)。


──(mikako)楽しそう、聴きたい(笑)。今年購入して良かったものとかはありますか?

詩羽:やっぱネコちゃんですね。迎えたのが5月末~6月頭なんですけど、そのネコを迎えるために家を引っ越しまして。元々住んでた家はすごく気に入ってたんですけどペット禁止だったので、ペット可の物件に引っ越しました。それでキャットタワー買って全自動ネコトイレ買って。私が猫アレルギーなので。

──(mikako)え?

詩羽:ネコめっちゃ大好きなんですけど、猫アレルギーが酷くて。だから少しでも家を綺麗に保たないと、私のアレルギーがめちゃめちゃひどくなっちゃうので、ネコファーストの買い物をめちゃめちゃしました。ネコトイレも2個買って、最初この子達に合わなかったから買い直してこれも3台目だし。空気清浄機も今リビングに5台置いて、もうそこらじゅうでゴーって空気清浄してます。ルンバも買って常に家が綺麗になるようにしたり。ペットカメラも買いました。ネコファーストの買い物が今年買ってよかったものですね。

──(mikako)ネコ好きになってから、猫アレルギーになったんですか?

詩羽:実家にネコが3匹いて、元々アレルギーじゃなかったんですけど、久しぶりに実家に帰ったらアレルギーになっちゃってて。なので、猫アレルギーだというのはわかってたんですけど、でもやっぱネコと暮らすっていうことは諦められなかったので、毎日アレルギー薬とマスクで生活してます。ほんとにほんとにネコが大好きなので。

──ネコ様ファーストで(笑)。

詩羽:そうです。ネコが幸せならもうそれでいい、という気持ちで生きてます。

──(mikako)普段はネコちゃんたちが1番の相棒というか親友、ですか。

詩羽:ずっとそばにいる奴らなので、多分向こうも同じことを思ってますし、家族ともまたちょっと違うし、共同生活している中で、お互い別に干渉しないけど、私はこいつらに幸せでいてほしいみたいな気持ち。人生で初めて守るべき存在というものを持ったので、ほんとにずっと家でネコと暮らしてますね。もう写真フォルダがネコばっかになりました。

──(mikako)2024年はいい年になりましたね。いろんな活動の中で新しい人との出会いもあったのでしょうか。

詩羽:割とミュージシャンの友達とも変わらず仲良くしてもらっていました。それこそ新しい学校のリーダーズの皆さんと仲良いんですけど、特にりんちゃんと仲良くて、日本ではなかなか会えてないけど、海外のフェスで同じ日になったりして、「あ、りんちゃん」って会えたりしたのは良かったですね。

──(mikako)水曜日のカンパネラとは別に、7月に自ら作詞作曲を手がけたソロ1stアルバム『うたうように、ほがらかに』がリリースされましたが、作詞・作曲活動はいつ頃から?

詩羽:作詞作曲をやろうと思ったこと自体が2023年の夏くらいです。1度もやったことがなかったんですけど、なんかやってみたいなって思うようになって、書いてみたら意外と書けたみたいなので、そのまま進んでいきました。

──(mikako)それまでは1回も書いたことはなかった。

詩羽:全くなかったです。全く曲作りはしたことなかったんですけど、歌詞を書いてみようかなと思ったら、なんか意外とすらすらって自分の言葉が出てきたので、それで曲ができました。1番初めに作った曲が「MY BODY IS CUTE」という曲です。



──(mikako)曲作りへの挑戦は、何かきっかけがあったんですか?

詩羽:去年の夏頃にドラマに参加させてもらっていたりして、環境の変化とか出会いの変化がすごくある中で、新しいことに早めに挑戦したいなって気持ちがもともとあったんですね。なので、2024年の武道館が終わった後に、詩羽としてもいろんな活動をしていきたいと思ったんです。

──(mikako)実際、曲作りはどういう方法で行われたんですか。

詩羽:スマホのメモで歌詞を書くんですけど、私は詞先なので完全に言葉を作って、そこに自分の中で思い浮かんだメロディーをボイスメモで録って、そこから編曲を誰かと一緒にしていくみたいなことが多いです。

──(mikako)ギターも弾きますよね?

詩羽:ギターは弾けるんですけど、でも曲作りの時のギターは全然まだできないので。

──(mikako)水曜日のカンパネラとはまた違う一面を見れると思うんですが、ソロのときに意識していることは何ですか?

詩羽:バンド形態っていうのがありますね。水曜日のカンパネラでは私の気持ちだったり自分の思想を全く言わないのが私の良さだと思っているので、水曜日のカンパネラというポップなキャラクターとして歌を歌うのがすごく好きで、ソロとは全然違うんですよね。自分の言いたいことをめちゃめちゃ言ってやるぜ、みたいなのが詩羽としての活動なのかなって思います。

──(mikako)最初からアルバムのつもりで?

詩羽:1番初めから、アルバムで活動をスタートしたいなって思いがありました。その中でも、曲調が全然違うものが揃っていて、こんなのもできて、こんなのもできて、こんなのもできるんだみたいな、ほんとにいろんな曲調のものを作りたかったので、元気な曲、ポップスっぽい曲、ハードで割と強気な曲とか優しい曲とか、そうやって分けて作っていきました。

──(mikako)いろんな詩羽さんが見れる1枚になっていますね。そして12月18日にはCENT(セントチヒロ・チッチ)とのコラボレーション・シングル「bonsai feat.CENT」が配信リリースとなりましたが、CENTさんとはどのような経緯で?

詩羽:チヒロちゃんとは2023年の夏頃に番組でご一緒させてもらった後に仲良くなるきっかけがあって、そこからずっと仲良くて、月に1~2回は絶対に会うみたいな関係なんですけど、友達と曲をやるって水曜日のカンパネラでは難しいところがあるので、ソロでは自由にやりたいと思って、チヒロちゃんに「やろうよ」みたいな感じでお願いしました。

──(mikako)どういう作り方を?

詩羽:メロディやラップや構成を全部考えて、チヒロちゃんのパートだけが空けてあるものをポンと渡して、「ここになんか歌詞を入れてくれ」みたいな感じでお渡ししたら、めちゃめちゃ素敵なものが返ってきたみたいな作り方でした。

──(mikako)ステキ。

詩羽:誰かと一緒に曲を作るってやったことなかったんですけど、多分お互いに信頼しているからこそ、いただいたものに対して「いいね、いいね」で進んでいくスピード感があったと思います。テーマ自体は一応説明して、「ここは、こういうことでこういう風にしたんだよね」みたいなお話もしたので、多分私のラップの部分を見て、チヒロちゃんの方も考えてくれたんだなって思います。

──(mikako)完成したときはどうでした?

詩羽:めちゃめちゃ可愛いと思いました。誰かと2人でレコーディングのブースに入るってことが人生で初めてだったので、ケタケタ笑いながら「楽しいね」ってやったのをそのまま使わせてもらったりしたので、なんかほんとに 友達できてよかったって思います。元々私は友達がすごく少ないので、去年から友人がちゃんとでき始めて、最近「友達って最高」みたいな感じになってるので、昔の自分に「友達できたよ。よかったね」って言いたい曲でもあります。


──(mikako)思い入れのある1曲ですね。今後はどのような音楽ライフを歩んでいきたいと思っていますか?

詩羽:水曜日のカンパネラとしてもソロとしても、どっちも目いっぱいやっていきたいと思っているので、水曜日のカンパネラとしてはポップスとしてやり続けたいですし、ソロの方では逆に自分勝手なところをたくさん出して、人を振り回すくらいの気持ちで活動したいなと思ってます。目いっぱいどっちも大事にしたいからこそ、ファンも好きな方を好きなように好きでいてくれたらなと思いますし、そこの先でお互いの幸せがあったらすごい嬉しいことだなって思います。


取材◎mikako(Nagie Lane)
文・編集◎烏丸哲也(BARKS)

◆水曜日のカンパネラ・オフィシャルサイト
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