【インタビュー】mikako(Nagie Lane)&FRUITS ZIPPER from「TOKYO MUSIC RADAR」

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FRUITS ZIPPERが、11月5日に<第21回東京国際ミュージック・マーケット(21stTIMM) TIMMショーケースライブ>に出演し、世界各国から集まった海外バイヤーたちに「かわいい」を大いにアピール、会場を拍手で埋め尽くした。

多種多様な個性と世界から注目を集めるカルチャーを生み出し続けている原宿から「NEW KAWAII」を発信し、「原宿から世界へ」をコンセプトに活動するFRUITS ZIPPERだが、そんな彼女たちをキャッチしたのが、毎週火曜日よる9:30よりInterFMで放送されているミュージックプログラム「TOKYO MUSIC RADAR」でMCを務めるNagie Laneのmikakoだ。<TIMMショーケースライブ>出演本番前に仲川瑠夏と早瀬ノエルのふたりに話を聞いた。


左から、mikako(Nagie Lane)、仲川瑠夏、早瀬ノエル

──(mikako)メンバー7名のうち、ノエルさんとるなさんに来ていただきました。よろしくお願いします。

早瀬ノエル&仲川瑠夏:黄色担当の早瀬ノエルです。紫担当の仲川瑠夏です。私たちFRUITS ZIPPERです。よろしくお願いします。

──(mikako)かわいいー、今日の衣装もめちゃくちゃ可愛いですね。改めて、FRUITS ZIPPERはどのようなコンセプトで活動されているんでしょうか。

仲川瑠夏:「原宿から世界へ」っていうのを掲げていて、私たちが大事にしていることが「NEW KAWAII」という言葉なんですけど、それを世界中の皆さんに伝えるために頑張って活動してます。


──(mikako)FRUITS ZIPPERと言えば、まず最初に浮かぶ曲が「わたしの一番かわいいところ」で、メガヒットがいまだに続いていますけど、最近はどのような活動が多いのでしょうか。

仲川瑠夏:最近もライブをたくさんさせてもらったりとか。

早瀬ノエル:ありがたいことにメディアにも呼んでいただくことも多くなってきて、すごい嬉しいです。楽しく毎日お仕事させていただいてます。

──(mikako)どんな活動が一番楽しいですか?

仲川瑠夏:やっぱりライブが1番楽しいなって思います。ライブハウスとかでライブをしていたんですけど、今年は結構夏フェスに出演させていただいたので、本当に大きい開けた野外のフェスをするときの気持ちよさを、めっちゃ知っちゃったよね。

早瀬ノエル:開放的になっちゃいます。

──(mikako)その快感を知っちゃった?

早瀬ノエル:そうですね。最終的に、歌うのがやっぱり好きだなっていうところに戻ってきちゃいます。



──(mikako)メディアの仕事が増えてきてたことで、生活に変化はありましたか?

早瀬ノエル:ルーティーンみたいなものが消え去りました。起きる時間も日によって違うし、早朝だったり、ちょっと遅かったりとか。

──(mikako)休日はあります?

仲川瑠夏:あんまないですね(笑)。なんか、お家は寝に帰るところみたいな感じになりました。

早瀬ノエル:最近はほとんどお家にはいないけど、いや、ほんとありがたいです。

──(mikako)今回はメンバー7人からおふたりに来ていただいているので、せっかくですからお互いに他己紹介をしていただけますか?

仲川瑠夏:はい。この子が早瀬ノエルです(笑)。FRUITS ZIPPERの最年少で末っ子ちゃんです。のえちゃんは末っ子ちゃんなんですけど、結構ホントに自分を持っていて、自分の意思をはっきりちゃんと伝えることができる子なので、なんか末っ子だからどうにかしてあげなきゃって思わないです(笑)。「しっかりしてるから、のえちゃんは大丈夫」って思える。本当に人間的に確立されてるから。

──(mikako)それはすごい。

仲川瑠夏:ほんとに歌声もおしゃれでかっこいいんですよ。ラップをやらせたらほんとにハマっちゃうぐらい上手くて。のえちゃんは「掘れば掘るほど魅力が出てくる」子だと思うので、もっともっとみんなにいっぱい知ってもらいたいなって思うメンバーです。

──(mikako)ラップは初めてだったんですか?

早瀬ノエル:そうですね。るなと一緒に歌っているユニット曲があるんですけど、そこが初めて「主にラップ」という曲だったんですよね。初めてちゃんと「ラップっていうのをやる」感じだったので、もう手探りだったんですけど…。

仲川瑠夏:めっちゃカッコいいの。

早瀬ノエル:それが…好評なんですよ(照)。


──(mikako)「Bye-Bye」という曲ですよね。FRUITS ZIPPERの楽曲の中でもこの1曲だけちょっと色が違うんですけど、めちゃくちゃかっこよくて、「なんだこの曲は」ってなりました。るなさんの歌声もクールでめちゃくちゃかっこいい。ということで、ノエルさんから見て、るなさんはどんな方ですか?

早瀬ノエル:はい。るなは逆にグループの最年長…1番お姉さんなんですけど、ちゃんとすごいお姉さんで、やっぱり人生経験を積まれているなってすごい思います。でも、それを常に見せるとかじゃなくて、すごい子供心がまだいっぱいあるんです。だからすごく楽しい人だなあって思います。

──(mikako)素敵。チャーミングな長女ってことですね。

仲川瑠夏:ぐふふ、チャーミングな長女!

早瀬ノエル:そうそう、そういうことです。あとは、その歌声。うちの「歌姫」って呼ばれてるくらい、ほんとに上手で、すごい透き通っているし、なんか耳にスッと入ってくる感じ。でも、その裏にはちゃんとものすごい努力があってすごく積み重ねられているから、もう頼りになるお姉さんです。

仲川瑠夏:うれしいー。



──(mikako)ハッピーですね。FRUITS ZIPPERはこれまでも台湾やタイなどでも海外ライブをしてきていますが、海外のライブはいかがでしたか?

仲川瑠夏:やっぱりちょっと日本のお客さんとはなんかノリ方が違くて。

──(mikako)どう違うんですか?

仲川瑠夏:なんて言ったらいいんだろう。結構一緒に歌ってくれるんです。

早瀬ノエル:オープンウェルカムみたいな、皆さんの受け止め方がすごく広くて、温かい感じがします。初めて台湾に行かせていただいた時、年末のカウントダウン・イベントみたいなライブで、もうすぐ年も終わっちゃうよみたいな時に出演させていただいた時があったんですけど、その時が過去で1番たくさんのお客さんが目の前にいたときで。

──(mikako)どれくらいの人が?

仲川瑠夏:7万人(笑)。

早瀬ノエル:他の出演者さんさんたちもすごい豪華で、私たちここに混ざってもいいのかなって思っちゃうくらい。

──(mikako)FRUITS ZIPPERは選ばれてそこにいるんですよ。

早瀬ノエル:お客さんも本当にいっぱいで、すごい暖かく迎えてくださって、すごい楽しんで帰れたなって思いました。

仲川瑠夏:イベントが終わった後に、みんなでバスに乗ってホテルに帰るんですけど、もうファンの人がそのバスに「わあっ」てなって、「うちらスーパースター?」みたいな感じで、ちょっと錯覚しちゃったなっていう。

早瀬ノエル:喜んでくださって、ほんとう良かった。

仲川瑠夏:楽しかったよね。

──(mikako)アイドル文化というものが、言葉や文化の壁を超えることを実感したでしょう?

仲川瑠夏:うん、感じますよね。

早瀬ノエル:音楽って強いなと思いました。

──(mikako)「KAWAII」という言葉は世界共通ですからね。「NEW KAWAII」を掲げるFRUITS ZIPPERは世界で無敵ですよ。

仲川瑠夏:わー嬉しい。頑張ります。


FRUITS ZIPPER

──(mikako)FRUITS ZIPPERとしての今後の目標は?

仲川瑠夏:いや…たくさんあるんですけど、やっぱり世界中の方にも私たちのことを知っていただきたいと思って海外でも活動しているので、なんかもっともっと有名になってワールドツアーとかをできるようになりたいなって、みんなと話してます。

──(mikako)個人の目標はそれぞれあったりします?

早瀬ノエル:私はやっぱり音楽が好きなので、自分の好きなジャンルの音楽で皆さんにたくさんお届けできたらいいなって思います。

仲川瑠夏:私もほんとに歌うことが大好きなので、のえちゃんと一緒です。でも、結構R&Bとかヒップホップとかを聴いてきていて、アイドルソングを聴いて育ってこなかったので、これからずっとおばさんになっても歌っていたいなって思っています。

──(mikako)ありがとうございます。ではそろそろお別れですので、FRUITS ZIPPERの曲をかけながらお別れしましょう。どの曲にいたしましょうか。

早瀬ノエル:はい。ここは私たちのコンセプトでもある「ネガティブだったり、なんか嫌だなって自分の中で捉えてしまうものもポジティブに包んでくれる」ような楽曲を皆さんに聞いていただきたいので、「NEW KAWAII」を聴いてください。

──(mikako)FRUITS ZIPPERの仲川瑠夏さん、早瀬ノエルさん、ありがとうございました。




◆FRUITS ZIPPERオフィシャルサイト
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