Bank Band、約3年10ヶ月ぶり新曲「カラ」配信開始+MV公開

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Bank Band名義としては約3年10ヶ月ぶりの新曲「カラ」が本日1月29日に配信スタートとなり、これにともなってミュージックビデオが公開された。同楽曲は2025年2月15日および16日の2日間にわたって東京ドームで開催される<ap bank fes '25 at TOKYO DOME 〜社会と暮らしと音楽と〜>に向けて書き下ろされたものだ。

◆<ap bank fes '25>出演者 画像

新曲「カラ」は<ap bank fes '25>開催に向け、小林武史が作曲&プロデュースを務め、櫻井和寿が作詞した配信限定ソング。前述したように、Bank Band名義としては2021年3月にBank Band feat. MISIA名義でリリースした「forgive」以来、約3年10ヶ月ぶりの待望の新曲であり、コーラスにはアイナ・ジ・エンド、上白石萌音、Salyuが参加した。

公開されたミュージックビデオは、柚葉 (DRAWING AND MANUAL)が監督を務めている。なお、本作品の配信リリースに伴うap bankの収益は、全額能登半島地震(2024年)の復興支援金となる。


以下に、小林武史と櫻井和寿のコメントをお届けしたい。

   ◆   ◆   ◆

「ap bank fes ’25を発表して以降も、さらに社会と暮らしや世界の情報は「いままでにない混沌とした状況」になってきていると思っている。主義や思想のようなものが通用しなくなってきているのではないか、とも考える。

そんな変わってゆく社会や世界が続いていく中、僕らはこのフェスの中で、何を伝えていくべきなのかを考えながら、準備を続けている。そして、フェスが終わってからのap bankの意義のことを考えながら、主に次世代の若者たちと様々な出会いと勉強を続けてもいる (もともと、次世代への想いを新たに形にしていこうと考えたことが、今回のap bank fes ’25を東京で開催しようと決めた理由でもあったのだが) 。

新曲「カラ」は、作曲とアレンジの段階で、まだ僕らが知りえない世界や想いとのつながりや希望をファンタジーとしての広がりや入れ物に委ねるような構造を作ろうと思って作った曲だ。その発想には「現実だけではやり切れないのではないか」というような思いも含まれていたと思う。

しかし、櫻井くんの歌詞や歌入れの後、新たな化学反応が生まれた。それは、この現実の社会や暮らしのカオスの海を渡っていく、泳いでいくための姿勢を、どこかで感じたことがあるけれど、改めて追体験したという感じ、なのか。

「殻を破って」
「空になって」

ずっと続いていく螺旋のようなイメージの中で、きっと幾度となく起こり続けることかもしれないけれど、懲りずに進化をしながら続けて行けたらいい。今回ap bankが東京ドームでフェスをやる意味が、1つの線でつながったような楽曲になった、と思った」

──Message from 小林武史

   ◆   ◆   ◆

「自分」という、または「自我」という殻がある。ある日、その殻を破って「新しい自分」なんぞを見つけた気分になることがある。

しかし、ヘビとかトカゲが何度も脱皮を繰り返すように、やはり、そこにいる「新しい自分」も、しっかり皮に包まれている。

きっといろんなところに「殻」が「皮」がある。ルールだったり、道徳だったり、概念だったり、倫理だったり、経済だったり、、、社会を営むためには、枠組みや線引きが必要だ。それがあるからこそ、この世界で生きていられる。でもそれがあるからこそ、窮屈で、生きづらさも感じてしまう。

ロックに目覚めた頃、ロックは、若かった日の自分を取り囲む「くだらない」「退屈な」「常識に囚われた」日常をぶっ壊してくれる最強兵器のように思っていた。そんな経緯があるから、やはり何か「無性にぶっ壊したくなる衝動」は残っているのだけれど、現在の自分は、社会をぶっ壊すことよりも、「自分」または「自我」をぶっ壊すことに興味がある。

ただ「ともにある」「あなたとある」関わり合って生きている

この言葉は「願い」ではあるけれど、いやいや、まんざら「願い」などではなく、実に当たり前の、紛れもない真実でもある。僕らがこの社会で、世界で、関わり合って生きていることに、大きな喜びと誇りを持ちながら胸を張って歌いたい。

かつてビッグエッグと呼ばれた会場で、殻を破って、空になって、ロックで、音楽で、僕らが「関わり合っている」ことを実感したい。

──Message from 櫻井和寿

   ◆   ◆   ◆

■Bank Band配信限定ソング「カラ」

2025年1月29日(水)配信開始
配信リンク:https://tf.lnk.to/TFDS-01157
詳細:https://www.apbank.jp/fes25/#newsong
作詞:櫻井和寿 作曲・プロデュース:小林武史
※配信限定リリース

■<ap bank fes '25 at TOKYO DOME 〜社会と暮らしと音楽と〜>


2月15日(土) 東京ドーム
open12:00 / start14:00
2月16日(日) 東京ドーム
open11:00 / start13:00
※終演時間は各日20:30〜21:00頃予定

●出演アーティスト:2月15日(土)
▼Bank Band with Great Artists
Bank Band / アイナ・ジ・エンド / imase / Salyu / スガ シカオ / B'z / 槇原敬之
▼Band Act
東京スカパラダイスオーケストラ/ Mr.Children

●出演アーティスト:2月16日(日)
▼Bank Band with Great Artists
Bank Band / 上白石萌音 / JUJU / Superfly / 宮本浩次 / milet
▼Band Act
Saucy Dog / マカロニえんぴつ / Mr.Children

▶Bank Band :小林武史 (Key) / 櫻井和寿 (G, Vo Cho) / 小倉博和 (G) / 亀田誠治 (B) / 河村“カースケ”智康 (Dr) /山本拓夫(Sax, Fl) / 西村浩二(Tr) / 四家卯大 (Cello) / 沖祥子 (Vn) / イシイモモコ (Cho) / 小田原 ODY 友洋(Cho)


▼チケット ※税込
・指定席:15,000円
・バルコニー席:22,000円 ※受付終了
・ファミリーボックス席:60,000円 ※受付終了
https://l-tike.com/apbankfes25/

▼オフィシャルグッズ
https://official-goods-store.jp/apbankfes/
▶オフィシャルグッズデザイン参加クリエイター(敬称略/50音順):淺井裕介/ AYAKA FUKANO/ 植原亮輔(KIGI)/ tsunotsuno/ DRAWING AND MANUAL/ Hugo Yoshikawa/ 皆川 明/ 森本千絵/ WOW

主催:ap bank
企画・制作:ap bank / LIVE / THE FOREST
特別協力:東京ドーム
運営:H.I.P.

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