【イベントレポート】<LuckyFes'24>出演権をかけた、8アーティストの熱きバトル
2024年7月13日~15日に国営ひたち海浜公園で開催となる<LuckyFes'24>への出演権をかけたオーディション「Battle to LuckyFes」の最終選考会が5月19日に開催され、Ashley(アシュリー)とちたへんりー、ジョナゴールドという3アーティストが出演権と副賞10万円をそれぞれ獲得した。Ashleyは7月13日、ちたへんりーは14日、ジョナゴールドが15日に<LuckyFes'24>へ出演することとなる。
左からジョナゴールド、Ashley、ちたへんりー
オーディションとはいえ「Battle to LuckyFes」最終選考会は、水戸のclub SONICというライブハウスで普通にチケットも発売され、一般オーディエンスの前で演奏するというオムニバスのライブ形式で行われた。会場は定員150人のチケットが完売する満員御礼の盛況ぶりで、8組のアーティストによるちょっとしたフェスのような熱量溢れるパフォーマンスが繰り広げられることとなった。
LuckyFes企画プロデューサーのDJ DRAGONをはじめとした6名の審査員が審査の目を光らせているものの、登場アーティストたちは、コンテストであることを忘れているかのようにいつものステージングを全力でパフォーマンスする好演ぶりを見せつけた。
Kingo
ToyJoy
おとじゃくし
KLEPTO
ちたへんりー
Ashley
iyo
ジョナゴールド
バンド系からソロシンガーまで、ヒップホップからオルタナティブ、ロック、J-POP、ダンス、R&Bからアイドル…と、音楽性やステージング、そのスタイルは全8組とも見事にばらばらで、競いあうにも8組を推し量る共通の物差しが存在しない。そもそもアーティストを数字で評価すること自体ナンセンスなことではあるけれど、コンテストという企画である以上、ヴォーカル力やテクニック、パフォーマンスの妙や今後の期待感なども含め、多角的な目線で評価軸が設けられ、同時に150名のオーディエンスも投票権を持ち、観客投票点も加味されて、Ashley/ちたへんりー/ジョナゴールドの3組が選出されることとなった。
結果発表と総評を語るDJ DRAGON。
Ashley(<LuckyFes'24>2024年7月13日に出演決定)
ちたへんりー(<LuckyFes'24>2024年7月14日に出演決定)
ジョナゴールド(<LuckyFes'24>2024年7月15日に出演決定)
とはいえ、実際のところ8組の各得点は極めて僅差で、誰が選ばれても不思議ではないというハイレベルな状況となっていた。そもそもTuneCore Japanで楽曲を配信していることが参加条件である時点で高クオリティは担保されていたわけだが、最終応募総数は1928組にも及び、そこから音源審査、映像審査…といくつものハードルを超えてきた選ばれし猛者たちがこの8組だった。既に上京し東京を拠点に活動するアーティストも多かったものの、兵庫や青森からやってきたアーティストもおり、同時にファンたちも全国各地から集結してきたようで、おおよそ会場の半数は茨城県外からやってきた各アーティストのファンというエモさ。
1アーティストに与えられているのは15分/2曲。たったの15分で自分たちの魅力を一発勝負で伝えなくてはいけないというシビアなコンテストだが、最も熱量高い楽曲を携え、MC、演出、演奏…と自らのポテンシャルを15分で極限まで引き立たせるパフォーマンスを訴えかけていく。自分たちの一番の魅力を端的に伝えようと必死になることで、熱量のこもる演奏と思いの丈が溢れるMCで会場が包みこまれていく。他アーティストのファンすらも巻き込んでしまう引き込まれるエピソードやありったけの思いが会場に浸透し、club SONIC mitoは常にピースフルでエネルギッシュな波動に満たされることとなった。
<LuckyFes'24>の出演権を獲得したのは3組のアーティストだったが、8組全てが素晴らしく、LuckyFes制作プロデューサー/チーフコーディネーターを含む審査員たちは「あらゆる機会をもって末永く応援していきたいアーティストたちだった」と、その感動を口にした。
コンテスト「Battle to LuckyFes」は、LuckyFes開催3年目にしてやっと実現できた企画のひとつだったが、今後LuckyFes'25、LuckyFes'26…と、年を追うごとに、さらなる素晴らしい原石のアーティストを数多く創出していくことだろう。
取材・文◎BARKS 烏丸哲也
「Battle to LuckyFes」の最終選考に勝ち残った8組のファイナリストたち。
■Ashley
英語と日本語を自在に操るハイブリッド系シンガー/ラッパー。 幼い頃よりライブバンド活動をしていた親族の影響で、洋楽歌手を真似て歌ったりギターを弾いたり常に音楽に囲まれた環境で育つ。2020年、友達がTikTokでUPしたAshleyが歌う動画が話題となり、それをみたアーティストのSHuN-BOXが一緒に曲を作ろうと声をかけ、同年9月「FAKERS feat. Ashley」を発表。その楽曲がTikTokをきっかけに瞬く間にヒットとなり、LINE MUSICのBGMランキング1位をはじめ各配信サイトでチャートイン、YouTubeでもMVが約240万再生とバイラルヒットを記録。その後、本格的にプロを目指して自身のSNSでも歌唱動画をUPしていたところ、その天性の魅力的な歌声と歌唱力に加え、たぐいまれなキュートさと美しさ両方を兼ね備えた抜群のルックス&プロポーションが、長年に渡りヒップホップシーンから芸能界まで幅広く活躍する女性ラッパー兼タレントであるLUNAの目に留まり、ソロデビューのきっかけを掴む。そして迎えた2022年、これまで数多くのヒップホップ・R&Bアーティストを輩出し続ける音楽レーベルプロダクションJCC TOKYOと正式契約。デビューシングル「Ghost」で遂にそのベールを脱ぐ。
■ちたへんりー
2022年5月より新名義にて活動を開始させた、兵庫県在住、レア度5つ星の歌声をもつシンガーソングライター。2022年9月リリースの「さいだー」がJALの沖縄離島キャンペーン『久米島の恋の物語』のWEB CMに起用されるなど、今後の活動に期待が高まっている。
■ジョナゴールド
2015年10月、RINGOMUSUME(りんご娘)加入。 以降、グループの一員として音楽・芸能活動を通した地方からの情報発信と、地元青森の活性化、全国・海外の第1次産業をエンタテイメントで元気付けることを目標に、ライブ活動やCDリリース、メディア出演、農業など精力的に活動を続け、2022年3月に卒業。個人では2018年にショートフィルム「君は笑う」(第10回沖縄国際映画祭出品作品)で初主演を果たし、以降ドラマ「ねぶたのない夏」(映文連アワード2021優秀賞)主演、映画「いとみち」(大阪アジアン映画祭グランプリなど)に伊丸岡早苗役として出演するなど、役者としての活動の幅を広げている。2022年4月よりシンガーとしてのソロプロジェクトスタート。デビューシングル「7号線」5月7日リリース。iTunes Store ミュージック総合トップアルバムにて初登場1位にチャートインするなど、青森発のポップシンガーとして注目を集めている。
オーディション「Battle to LuckyFes」最終選考会
@club SONIC mito
出演(最終選考8組):Ashley/iyo/おとじゃくし/Kingo/KLEPTO/ジョナゴールド/ちたへんりー/ToyJoy
前売り2,000円(税込)+ワンドリンク
当日券2,500円(税込)+ワンドリンク
※チケット1枚につき投票券を1枚配布
※小学生以下は入場無料(チケット保有の保護者1名につき2名まで)
<LuckyFes'24>
日程:2024年7月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝)
「音楽のクロスオーバー」をコンセプトに掲げ、LuckyFMの番組に連動させたPOPSやROCK、HIPHOP、JAZZ、アニソン、アイドル、ボカロやダンスグループ、そして世代を超えて人気があるアーティストなど多種多様なジャンルの音楽をお届けしています。今年は国内はもちろん、韓国のK-POPや台湾・中国・モンゴルや東南アジアのアーティストとの出演交渉を進めており、音楽のクロスオーバーをさらにアジアやグローバルに進めてまいります。
※RAINBOW STAGE、WING STAGE、GARDEN STAGE、HILLS STAGEの4ステージに拡大、LuckySpaceも展開予定。
出演アーティスト一覧/日割り
AMEFURASSHI with RAM RIDER/ALI/石井竜也with杏里/ウルフルズ/加藤ミリヤ/氣志團/クラウド・ルー(盧廣仲)《New》/THE PRIMALS/The Wasabies《New》/J-JUN/私立恵比寿中学/水曜日のカンパネラ/SUPER★DRAGON/SCANDAL/すりぃ/7ORDER/Chillies special guest MORISAKI WIN《New》/冨岡愛/Night Tempo with FANCYLABO/ばってん少女隊/ハルカミライ/FLOW/森高千里/yama/燐舞曲 等
◾️DAY2:7月14日
相川七瀬/Aile The Shota/打首獄門同好会/XY/岡崎体育《New》/KREVA/ゴールデンボンバー/SILENT SIREN/THE BACK HORN/The BONEZ/Jams Collection/SKRYU/超ときめき♡宣伝部/t-Ace/西川貴教《New》/Novelbright/ハラミちゃん/HEY-SMITH/MAN WITH A MISSION/MUCC/Mega Shinnosuke《New》/Roselia 等
◾️DAY3:7月15日
新しい学校のリーダーズ/石崎ひゅーい/Ink Waruntorn《New》/edhiii boi/CANDY TUNE/KOTORI/Conton Candy《New》/Chevon/Juice=Juice/四星球/杉山清貴&オメガトライブ/Da-iCE/TETORA/Def Tech/トンボコープ/Novel Core/FRUITS ZIPPER/bokula./ヤングスキニー《New》/RAISE A SUILEN/ROTTENGRAFFTY 等
チケット概要
(1日券) 大人:12,800円、中高生6,400円
(2日通し券) 大人:24,000円、中高生12,000円
(3日通し券) 大人:35,000円、中高生17,500円
※すべて税込価格
※小学生以下は入場無料(チケット保有の保護者1名につき2名まで)。高校生以下の方は未成年者であることから保護者扱いからは除外とさせていただきます。
◾️第四次先行(抽選)
プレイガイド:LuckyFMチケット販売システム「いばチケ」/ローソンチケット/チケットぴあ/イープラス/楽天チケット
受付期間: 5/8(水)12:00~5/29(水)23:59
当落発表日:6/3(月)15:00
LuckyFesチケットページ: https://luckyfes.com/ticket/
LuckyFMチケット販売システム「いばチケ」: https://r.funity.jp/ibatick
ローソンチケットLuckyFes特設ページ: https://l-tike.com/concert/luckyfes/
チケットぴあ: https://t.pia.jp/
イープラスLuckyFes特設ページ: https://eplus.jp/luckyfes/
楽天チケットLuckyFes特設ページ: https://r-t.jp/luckyfes2024
■海外在住者向け(抽選)※国際クレジットカード対応
ローソンチケット: https://l-tike.com/st1/wis1tmxfy3r9e8d91y7d/Tt/Ttg010agreement/index
◾️ふるさと納税 LuckyFes'24チケット
【7/13 1日券・1枚】LuckyFes’24 チケット
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487313
【7/14 1日券・1枚】LuckyFes’24 チケット
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487319
【7/15 1日券・1枚】LuckyFes’24 チケット
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487328
【7/13‐15 3日通し券・1枚】LuckyFes’24 チケット
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487333
【個人協賛(7/13入場分)】LuckyFes’24
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487379
【個人協賛(7/14入場分)】LuckyFes’24
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487386
【個人協賛(7/15入場分)】LuckyFes’24
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487393
LuckyFesオフィシャルキャラクター「クオッカ」のLINEスタンプ
リンク : https://line.me/S/sticker/30995
配布期間 : 2024年4月30日(火) - 7月22日(月)
スタンプの使用期間 : ダウンロードより90日間
◆<LuckyFes2024>オフィシャルサイト
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