【ライブレポート】クボタカイ、多彩な音楽性感じさせたツアーファイナル公演

ポスト

クボタカイが、11月17日に東京・渋谷WWWにて、10月にリリースされたニューアルバム『返事はいらない』を引っ提げたツアーのファイナル公演を開催した。ここでは、イベントのオフィシャルレポートをお届けする。

◆ライブ画像

福岡、名古屋、大阪で開催されたツアーのファイナル公演となったこの日のライブはまさに最新アルバムの楽曲をあますことなく堪能できる一夜となった。

ライブは、クボタのライブではお馴染みとなっているポップなラップナンバー「MIDNIGHT DANCING」からスタート、続いて新作からフューチャーファンクなナンバー「タイムリミット」でバンドメンバーによる小気味いいカッティングとグルーヴで会場のテンションを上げていく。この日のバンドメンバーは、G.木下哲(礼賛)、Key.中村圭作、Dr.GOTO(礼賛、DALLJUB STEP CLUB)、B.村田シゲ(□□□)と名うてのミュージシャンの布陣。




立て続けに新作から「ひらめき」「バニラ」を演奏し、さっそくクボタらしい音楽性の多彩さを感じさせる。挨拶のMCを挟み、フリースタイルラップがはじまるとドラムGOTOとの掛け合いでライブならではのセッションでスキルを見せる。

そしてまた新作よりミディアムな「エックスフレンド」「カップル」「Sunset City」と続け、観客は気持ちよく体を揺らしていた。

アコースティックギターをもつと「せいかつ」そして、映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」の主題歌として書き下ろされた「隣」を歌い上げ、クボタのソングライティングの幅広さ、歌詞世界の表現を感じられる一幕となった。



中盤には、アッパーなナンバーを立て続けに披露し会場をさらにあたため、終盤は「ふたりぼっち」というポップな裏打ちナンバーから、「夢で逢えたら」の切ないミドルナンバー、「ロマンスでした」「蝶つがい」とクボタのボーカルで聴かせるラブソングといった新作からのナンバーたちでクライマックスを迎え本編は終了した。


アンコールで登場すると、この曲を歌いたかったと語り「MENOU」、そして最後にはライブでもお馴染みとなっている「ピアス」を披露してこの日のライブは終演となった。

撮影◎SARU (SARUYA AYUMI)

<クボタカイ2nd Album Release Tour 2023 『返事はいらない』>セットリスト

2023年11月17日(金)東京・渋谷WWW

1.MIDNIGHT DANCING
2.タイムリミット
3.ひらめき
4.バニラ
5.拝啓(Freestyle)
6.エックスフレンド
7.カップル
8.Sunset City
9.せいかつ
10.隣
11.Youth love
12.ナイトイーター
13.TWICE
14.ふたりぼっち
15.夢で逢えたら
16.ロマンスでした
17.蝶つがい

EN1.MENOU
EN2.ピアス

2nd ALBUM『返事はいらない』

2023年10月18日(水)発売
CD+DVD WPZL-32100/1 税込¥4,400
https://kubotakai.lnk.to/henjihairanai

収録楽曲:全13曲収録
1.ピアス
2.夢で逢えたら
3.タイムリミット
4.ふたりぼっち
5. バニラ
6.カップル
7.エックスフレンド
8.ナイトイーター
9. Sunset City
10.ロマンスでした
11.ひらめき
12.隣
13.蝶つがい

特典DVD:「ロマンスを持ち寄って」(2023.3.3. 渋谷WWW)
ロマンスでした

Youth love
ベッドタイムキャンディー2号
Wakakusa Night.
春に微熱
エックスフレンド
拝啓(Freestyle)
Sunset City
アフターパーティー
せいかつ
MIDNIGHT DANCING
ひらめき
TWICE
博多駅は雨

僕が死んでしまっても
ピアス
夢で逢えたら
MENOU

CD購入者特典(※在庫がなくなり次第終了)
・Amazon:メガジャケ
・セブンネットショッピング:缶バッジ
・楽天ブックス:アクリルキーホルダー
・その他対象店舗:ステッカー

この記事をポスト

この記事の関連情報