全英アルバム・チャート、ザ・ローリング・ストーンズが14作目の1位
今週のUKアルバム・チャートは、ザ・ローリング・ストーンズの最新作『Hackney Diamonds』が初登場で1位を獲得した。初週7万2,000ユニットを売り上げ、ルイス・キャパルディの『Broken By Desire To Be Heavenly Sent』、エド・シーランの『-』に次ぎ、現時点、2023年3番目にビッグな週間セールスをマークした。
全英チャートを集計するOfficial Charts Companyによると、ライヴ・アルバム、リイッシュー盤を含め、ザ・ローリング・ストーンズにとって14作目の全英1位となり、これはザ・ビートルズの16作に次ぎ、ロビー・ウィリアムスと並ぶ歴代最多2位だという。
2位には、ブリンク182の9枚目のスタジオ・アルバム『ONE MORE TIME...』が初登場。今週はトップ3が新作で占められ、英国のインディ・ロック・バンド、ボンベイ・バイシクル・クラブの通算6枚目のスタジオ・アルバム『My Big Day』が3位につけた。
今週新たにトップ10入りしたアルバムは上記の3作のみだったが、今月半ばに公開されたコンサート映画『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』の効果か、テイラー・スウィフトの『Midnights』が先週の11位から7位、『1989』が13位から8位、『folklore』が12位から10位へ再浮上し、3作が10位圏内に再エントリーしている。
シングル・チャートは、先週と変わらず、Kenya Graceの「Strangers」が連続3週目の1位に輝いた。2位も変わらず、Cassöの「Prada」がキープ。テイラー・スウィフトの「Cruel Summer」が14位から3位へ大きく再浮上した。
今週新たにトップ10入りした新曲は2曲あり、アメリカ人のシンガー・ソングライター、Noah Kahanの「Stick Season」が先週の18位から9位へ上昇し、ザ・キッド・ラロイがJUNG KOOK、Central Ceeとコラボした「TOO MUCH」が10位に初登場している。
Ako Suzuki
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