ロブ・ハルフォード、カミングアウトしたジョシュ・キスカを支援

ポスト

ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードが、パートナーと同性間の関係にあると公表したグレタ・ヴァン・フリートのフロントマン、ジョシュ・キスカへエールを送った。

キスカは自身が住む米テネシー州の議会で反LGBTQ法案が提出されているのを懸念し、火曜日(6月20日)、「自分のためだけでなく、テネシーやそのほかの地域における想い、考え、法律が変わることを願い、僕の真実について語る必要がある。これらの問題は僕にとってとくに重要だ。なぜなら、僕はこの8年間、パートナーと愛に溢れた同性間の関係にあるから」との声明をインスタグラムに投稿し、カミングアウトした。

ハルフォードはこの投稿に、デビルホーンやマイク、スピーカーなどの絵文字を付けて「俺は君を愛してる、ジョシュ」とのメッセージを残し、彼への支援を表明した。

90年代後半にMTVのインタビューの中でカミングアウトしたハルフォードは、それから20年近くが経った2017年、いまだ差別があるとし、「俺はフラストレーションをためているし、怒ってもいる。いまは2017年だぜ……。子供のとき突然、自分の嗜好に気づき……いや、嗜好じゃない。真の自分だ。自分で選んだわけじゃない。それが真の自分なわけだ。俺が育った社会だけじゃなく、いまでも大部分で、俺らは平等という面ではとてつもない抵抗にあってる」「俺は10代、20代、30代を通じ、いつも思ってた。物事は良くなるってね。でも、そうじゃなかった。アメリカでも俺の祖国(イギリス)でもまだまだだ。そして世界には、こういう人間だってだけで、建物から突き落とされたり、首をつられたりするとこだってある。同性愛者に対する不公平な行為は、肌の色や宗教の違いに対する不平等と同じだ」と語っていた。

Ako Suzuki

この記事をポスト

この記事の関連情報