セリーヌ・ディオン、2023~2024年に予定していたツアー全日程を中止
Photo by Alix Malka
昨年終わり、筋硬直や筋痙攣を引き起こす稀な神経疾患であるスティッフパーソン症候群と診断されたことを公表したセリーヌ・ディオンが、8月終わりから再開する予定だったツアーの残りの日程全てを中止した。まだ、ステージに立てるまでに回復していないという。
◆セリーヌ・ディオン画像
彼女は今週金曜日(5月26日)、「またガッカリさせてしまって、ごめんなさい。心が張り裂けそうだけど、ステージに戻る準備がちゃんと整うまで全てをキャンセルするのがベストだと思う。私はあきらめない……みんなにまた会えるのを楽しみにしてる!」との声明を出した。
セリーヌは12月初め、スティッフパーソン症候群について「残念なことに、これらの痙攣は私の日常生活のあらゆる面に影響を及ぼしています。歩くのが困難となるときもあれば、以前のように声帯を使い歌うこともできなくなります」「毎日、体力を回復させ、再びパフォーマンスすることができるよう尽力していますが、苦闘していると認めなくてはなりません」と、状況を説明していた。
ツアーは8月26日にアムステルダムで再開し、2023年2~4月から延期となったUK/ヨーロッパ公演が2024年春に行われる予定だった。
Ako Suzuki