ジミー・ペイジが住んでいたこともある幽霊屋敷、一般公開される
70~90年代にジミー・ペイジが所有していた、スコットランドのネス湖のほとりにある邸宅Boleskine Houseが、今週火曜日(5月23日)から一般公開される。
このマナー・ハウスは、教会に信徒たちが集まる中、火災が発生し全員死亡したという惨事の跡地に1760年頃建てられたと言われ、そこでは地元の魔術師が近くの墓地に埋葬された死者を蘇らせることもあったと伝えられている。
1899年には有名なオカルティスト、アレイスター・クロウリーが購入し、様々な儀式をここで行ったと言われる。クロウリーのファンであるペイジは、クロウリーの寝室で前所有者が自殺した5年後、1971年にこの邸宅を購入し、1992年まで所有していた。
ペイジは1975年、『Rolling Stone』誌のインタビューで、Boleskine Houseについて「あそこで首をはねられた男がいて、彼の首が転がる音が聞こえることがあるんだ。僕は聞いたことはないが、友人が聞いた」「クロウリーの前からそうだし、彼の後も自殺者が出たり、精神病院へ運ばれている」「(自分が不思議な体験をしていないとは)言ってない。ただ、頭が転がる音は聴いていないと言っただけだ」などと話していたという。
邸宅は2015年と2019年に火災により甚大な損傷を受け、現在は改修工事が行われている。
ツアーの詳細はBoleskine House財団の公式サイト(boleskinehouse.org)まで。
Ako Suzuki