ディープ・パープル、新ラインナップでニュー・アルバムの制作を開始
ディープ・パープルは、ギタリストのスティーヴ・モーズが脱退しサイモン・マクブライドが加入した新ラインナップで、ニュー・アルバムを制作しているという。
◆ロジャー・グローヴァー動画
ブラジルのラジオ局A Radio Rockのインタビューで、バンドのこの先の計画について問われたロジャー・グローヴァー(B)はこう話した。「僕ら、大きな変化を遂げたところだ。スティーヴ・モーズが、闘病中の奥さんの面倒を見るためリタイアしなくてはならなかった。そして、僕らはサイモン・マクブライドという新しいギタリストを迎えた。大きな変化だ。もはや違うバンドだ」
「僕らは変化を受け入れなくてはならない。同じことを繰り返し続けることはできない。もちろん、僕らは長年にわたり、何度も変化を経験してきた。でも、今回は特にワクワクしている。なぜなら、僕ら新しいアルバムに取り掛かっているからだ。来年までに新作をリリースできるはずだ」
スティーヴ・モーズは2022年春、妻の病を理由にディープ・パープルのツアーから離脱。当時は一時的と告知されたが、その数ヶ月後、脱退することが正式に発表された。モーズは当時、長期間にわたって家から遠く離れるツアーに従事することは不可能だが、友人たちとの短期間のツアー開催は検討したいとコメントしており、今年に入り、スティーヴ・モーズ・バンドのライヴ活動を再開している。
Ako Suzuki