新体制トピアマルピピ少年団、アニバーサリーライブ3日間5公演完走

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トピアマルピピ少年団が、3日間5公演に渡る、結成4周年を記念したアニバーサリーライブの最終公演となる<僕らだけの場所 #5 -THE FINAL->をVeats Shibuyaにて開催した。公演の模様を到着したレポートでお届けする。

新メンバー6名を加え、計9名での活動となった新生トピアマルピピ少年団としての初のワンマンステージとなるこの日。開場時、ステージ上には謎の白い球体が…。


謎を残したまま、暗転しオープニングへと移っていく。カウントダウンと共にスクリーンに登場した動物たちの紹介によって、次々とピエロに扮したメンバーがステージに登場。

しかし最後に登場する予定のリーダーSHUNの姿が見当たらない。SHUNを探しに、登場したてのメンバーがステージからまた捌けていく。すると同時に謎の球体が膨らんでいき、そこから力士に扮したSHUNが登場した。


トピアマルピピ少年団らしい”おふざけ”の効いたオープニングの後には、4月5日リリースされたばかりの新曲「オドリンクル」が披露された。

こちらもお得意のド派手な特攻演出と共に、新衣装を身にまとったメンバー達はスタートからトップスピードで飛ばしていく。


オドリンクルを爽快に駆け抜け、勢いを更に加速し真骨頂でもあるオリジナルカバー曲へと続く。

馴染みのあるメロディーに、現代的なオリジナルアレンジの加わったキャッチーなナンバーが続く中、紙吹雪とサイリウムがカラフルに会場を染めていった。



5曲を終えたところでMCへと入り、新体制を噛み締めるかのように、改めて9人のメンバーが紹介されていった。そして空気は一変し、彼らのまた違った側面へと切り替えられた。


まずは「LOVE YOUR NOISE」。攻撃的なナンバーをレーザー演出が彩っていく。オープニングが嘘かのように、狂気すら感じるパフォーマンス。i2+Ki、迅が魂を込め会場を煽り、フロアもそれにサイリウムと歓声で応える。アイドルとは思えないグルーヴがそこには広がっていた。


その世界観を更にエグるように代表曲「走馬灯」へ。さらに立て続けて「祭囃子」が披露された。

この攻撃的なブロックのラストを飾ったのは、新たなる門出にふさわしい楽曲「Re:volver」。2日前、長く支えあったメンバー「ReN.」の脱退を乗り越えたばかりの「SHUN、奏多、i2+Ki」特にこの3人が叫んだ《まだ夢を描こう》というフレーズが、感傷的に会場へ響き渡った。


余韻を残しながら、メンバーは1度袖へと捌けていった。

ステージ上のスクリーンに、4年間をライブ映像で振り返るダイジェスト映像が流れ、メンバーが再びステージに登場する。


「僕達はこの楽曲を歌い続ける事を決断しました」というSHUNの言葉をきっかけに、彼らの始まりの楽曲『僕らだけの歌』が、新体制にて披露された。

涙ぐみながら必死に気持ちを届けようとするメンバー、そして彼らとの思い出を胸にその姿を必死に支えようとしている観客の姿に心を打たれた。

▲SHUN

▲奏多

▲i2+Ki

暗転後、4本のマイクスタンドが立てられ、新メンバーの中から、コム、迅、Yuuuu、藤崎太陽をコーラスに迎えてミディアムテンポの楽曲「distance」が披露された。新体制ならではのパフォーマンスのように感じた。

ムードは一転し、ライブは後半戦へ。まずは新メンバー6人だけで構成された、懐かしメドレーへと進む。練習生を経て、このステージへ辿り着いた6人は堂々たるパフォーマンスを見せつけた。


メドレー後、全メンバーが再集結し、披露された楽曲は「ミライドロップ」。待ってましたとばかりに、会場は大きな盛り上がりを見せる。

間奏では楽曲を一時中断し、メンバーが次々と客席、2階席へと向かっていった。何が行われるのかと思えば、関係者、スタッフを含めた全ての人間が肩に手を乗せ繋がっていき、一本の長い列車になるという演出。最前列から関係者席まで伸びていく列車が揺れる姿は、圧巻の一言でした。

更に、奏多ソロパートではメンバーが肩車をし、フロアの最後方から歌うというサプライズもあり、この日一番の盛り上がりを見せた。


そして最後は、本日二度目の「オドリンクル」。この曲で始まり、この曲で幕を閉じた。


『ここが僕達なりの居場所だ』そういったメッセージを残し、トピアマルピピ少年団4周年は幕を閉じた。




■おまけ写真
Title : コム少年


撮影◎今元秀明

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