ルイス・キャパルディ、音楽によりトゥレット症が悪化「いつか止めなきゃいけないかも」
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昨年秋、チック症状を伴う神経疾患、トゥレット症と診断されたことを明かしたルイス・キャパルディは、音楽によりチック症状が現れる頻度が高まるそうだ。
◆ルイス・キャパルディ動画、画像
彼は最近、英国の新聞『The Times』のインタビューで、「音楽なんだよ。そうじゃなければ、数ヶ月、何もないこともある。だから、奇妙な状態なんだ」と話した。ステージにいると酷くなるという。「いまは、それを抑えようとしている」「ギターをプレイしているときはマシだ。でも、僕はギターを弾くのが嫌いなんだ。矛盾を絵に描いたような奴なのはわかってる」
そして、「いまのところ、この矛盾に対処する価値はある。でも、自分に取り返しのつかないような被害を及ぼすようならば、僕は止めるよ」「大げさなこと言いたくないけど、音楽を捨てなきゃいけない可能性は現実的にあり得る」との覚悟を口にした。
彼は2022年9月、Instagramライブを通じ「僕はトゥレットなんだ。ずっとそうだったみたい」「興奮したりハッピーだったり、ナーバスだったりストレスを感じると(肩に)チックが出る。僕はそれと共に生きていて、見かけほど悪くはない」と病を公表していた。
ルイス・キャパルディは、今週水曜日(4月5日)、Netflixでドキュメンタリー『ルイス・キャパルディ: 今、僕が思うこと』(原題:Lewis Capaldi: How I’m Feeling Now』)が配信開始される。当初、ツアー中の彼に密着する作品になるはずだったが、パンデミックが発生したことでツアーが継続できなくなり、代わりに、関与するはずではなかった彼の家族も出演し、「僕の人生をより深く掘り下げる」内容になったという。
Ako Suzuki