オジー・オズボーンの新作、全英1位を阻む強敵出現

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Photo by Ross Halfin

オジー・オズボーンは先週リリースしたニュー・アルバム『Patient Number 9』で全英1位を獲得したいと話していたが、それを阻む強敵が現れた。

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全英チャートを管理するOfficial Charts Companyによると、週明けの集計では、ロビー・ウィリアムスのコンピレーション・アルバム『XXV』が首位につけているという。オジーの『Patient Number 9』は現時点、これに続く2位。9月9日にリリースされた『XXV』の3日間のセールスは、トップ10圏内のほかの9作の総計を上回るほど好調だったという。ロビー・ウィリアムスはソロ・デビュー25周年を記念し発表した『XXV』で14作目の全英1位を獲得すると予想されている。

オジーはブラック・サバス時代に『Paranoid』(1970年)と『13』(2013年)で全英1位に輝いているが、ソロではまだNo.1アルバムは誕生していない。これまでの最高位は前作『Ordinary Man』(2020年)の3位で、このまま行けば13枚目のスタジオ・アルバムでそれを更新する。

オジーは先月、「俺はまだ英国でNo.1アルバムが欲しい。そして、このアルバムは1位に値する」「何が起きるのであれ、俺は世界に俺のことを忘れさせない」と話していた。

今週は彼らほか、マニック・ストリート・プリーチャーズの『Know Your Enemy』(2001年)のリイッシュー盤や、UKのロック・バンド、ジ・アマゾンズのサード『How Will I Know If Heaven Will Find Me?』、KTタンストールの4年ぶりの新作『Nut』、キング・クリムゾンのロバート・フリップの妻としても知られる歌手/女優のトーヤ・ウィルコックスが1981年にリリースしたサード・アルバム『Anthem』のリイッシュー盤が新たにトップ10入りする可能性があるという。

全英チャートは金曜日(9月16日)に発表される。



Ako Suzuki

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