オジー・オズボーン、<コモンウェルスゲームズ>閉会式のパフォーマンスで「ちょっと希望が持てた」

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Photo by Ross Halfin

オジー・オズボーンは8月8日に故郷、英国バーミンガムで開かれた総合競技大会<バーミンガム 2022 コモンウェルスゲームズ>の閉会式にサプライズ出演したが、6日前に決まったこのパフォーマンスを敢行したことで、この先に希望を持てるようになったという。

◆オジー・オズボーン画像

妻でマネージャーのシャロンによると、閉会式でのパフォーマンスは6ヶ月前に依頼があったものの、オジーの手術があったため一度は却下。しかし、オジーが7月終わりに米サンディエゴで開催された<Comic-Con International>に出演したのを知った<コモンウェルスゲームズ>の主催者側から8月初めに再度オファーがあり、急きょ承諾したという。

ただ、オジーは「やれる」と即答したわけではなかったと英国の新聞『The Guardian』のインタビューで話している。「“俺はパフォーマンスなんかできない”ってシャロンに言ったんだ。そしたら“本当に?”って言われた。それで俺はもう一度考え、“ちきしょう、やってやる”って思ったんだ。1曲だけだ。俺はそれを55年間、毎晩のように歌ってきたんだ。歌詞を忘れるはずがない!」

「手術があって、全てが行き詰まってた。それに3~4年、パフォーマンスしていなかった。もうダメなんじゃないかって思ってたんだ。でも、あのショウは俺にちょっと希望を与えた」

オジーは閉会式で、トニー・アイオミ(G)とアダム・ウェイクマン(B)、トミー・クルフェトス(Dr)と共に「Paranoid」をパフォーマンスした。その場にいたシャロンと娘のケリーは、パフォーマンス後のオジーが杖をつくことなく車へ向かったのを目にし、歓喜したそうだ。

オジーはこの『The Guardian』紙のインタビューで、間もなくリリースするニュー・アルバム『Patient Number 9』と閉会式で共演したトニー・アイオミと再びアルバムを制作する可能性もあると言及したそうだが、記事の中で詳細については触れられていない。



Ako Suzuki

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