【レポート】<SHIRUBE 2022>、前代未聞のオンデマンド配信30時間超!「アーティストの“顔”が見えるアットホームなフェスが始まった」
北海道中標津町で行われた<SHIRUBE 2022>と聞いて、ああ、あれね、と答えられる人は多くないだろう。初開催を目指していた<SHIRUBE 2021>は新型コロナウイルスの猛威からリアル開催が中止となり、急遽配信イベントに。念願叶った初のリアル開催となった<SHIRUBE 2022>は、つまり事実上、第一回目というわけだ。
◆<SHIRUBE 2022> 関連画像
▲雨予報だったが晴天に |
密着はワタナベシンゴの楽屋入りから始まる。早速、ボランティアで集まった30名余りの“SHIRUBクルー”をはじめ、音響や照明、舞台制作、(そして我々配信チームまで)といったスタッフへの気配りを欠かさない(こちらは生配信でも確認できる)。中標津町総合文化会館「しるべっと」内メインステージのHEY HO! STAGE、サブステージのLET'S GO STAGE、バックヤードと、一通りぐるりと館内を見渡しつつ、10店舗が集う野外のシルベスクエアにも足を運ぶ。双子の後輩が務めるという知床ジンギスカン「そら」や、持っているCD類はすべてここで揃えたという思い出の「中尾書店」、そして中標津町農業協同組合や中標津町牛乳拡大推進委員会など、地元中標津町で行われる初のフェスを盛り上げようと、そしてワタナベシンゴをサポートしようと町中から熱い思いを持った店舗が集合した形だ。
<SHIRUBE 2022>ではシルベスクエアとLET'S GO STAGEが無料エリア、そしてHEY HO! STAGEが有料エリアとなっている。雨予報の天気もうそのように晴れ渡り、昼前にはたくさんの家族連れがシルベスクエアで楽しむ様子が見られた。
▲ステージ袖からライブを見守るワタナベシンゴ |
一方の密着では文字通りシンゴの動きに密着。SHIRUBE制作委員会代表として関係各所への挨拶をはじめ、参加アーティストとのコミュニケーション、「ちょっと秘密の話をしてくるんで」とスタッフとトラブル対応する姿、またシルべスクエアに訪れた幼馴染との交流、THE BOYS&GIRLSとしてファンとの会話、そして何よりも舞台袖で自身がファンとしてお気に入りのバンドを全力で楽しむ姿まで、赤裸々に映し出されていると言っていいだろう。
今回の生配信と密着は単なるライブ配信ではない。本配信では言ってみればまともに正面からライブが配信されることはない(THE BOYS&GIRLSのみんな涙した感動のステージだけは……オンデマンド配信で確認を!)。普段は見ることのできないステージ裏で、アーティストたちは何を語り、何を食べ、どんな動きをするのか、そんな裏側をたんまり堪能できる。生配信の1日目が6時間44分、2日目が7時間17分、密着の1日目が9時間36分、2日目が8時間39分、<SHIRUBE 2022>スタッフになったつもりで、中標津町の風も感じつつ、フェス気分を味わっていただきたい!
取材・文◎星出智敬
「うらしるべ〜SHIRUBE 2022の裏側、全部見せます〜」
リアルタイム生配信2日目:2022年6月5日(日)11:00〜20:00
ワタナベシンゴ密着1日目:2022年6月7日(火)10:00〜(オンデマンド配信)
ワタナベシンゴ密着2日目:2022年6月7日(火)10:00〜(オンデマンド配信)
チケット ¥2,000
詳細:https://info.thumva.com/html/boysandgirls/index.html
<SHIRUBE 2022>
北海道・中標津町総合文化会館しるべっと&しるべっと前広場
両日 開場11:00 / 開演13:00 / 終演20:00予定
出演アーティスト:
6月4日(土)
THE BOYS&GIRLS
金子智也
NOT WONK
四星球
HUSKING BEE
SHIN50 MARTIN BAND
北海道中標津農業高等学校農高太鼓局
北海道中標津高等学校音楽研究部
6月5日(日)
THE BOYS&GIRLS
金子智也
KALMA
ズーカラデル
FREE KICK
フラワーカンパニーズ
BUFFALO SOLDIER
中標津町立中標津中学校吹奏楽部