伝統と現在の狭間を独創的な発想で我が道を突き進む“HAIOKA”、 4年ぶりの新作ALリリース

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世界を舞台に活躍している日本人エレクトニック・ミュージック・アーティストのHAIOKAが、本日4年ぶりの新作アルバム『Aru (在る)』をドイツ・ベルリンのレーベル“Emerald&Doreen”よりリリースした。

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2014年のRedBull Music Academyへの参加を皮切りに世界からの注目を集め、アメリカのSXSWを始め、国内外のフェスへの出演、TEDxでのトークや、ファッションブランドとのコラボレーション、映画音楽など多岐にわたってその活躍を見せてきたHAIOKA。これまでの日本独自の美的感覚の表現に加え、今作ではボン・イヴェール、The XX 、ジェイムス・ブレイク、宇多田ヒカル、シガー・ロスなどカルチャーの最先端で実験的な音楽を展開するアーティストたちの流れを汲みつつも、そして浮世絵から影響を受けた19世紀後半の印象派絵画からの視覚的なインスピレーションを混ぜ合わせ、日本の伝統的な音と現代の音楽を独自の解釈で融合させてきた音楽性はさらに進化し、これまでにないアイデアと独創性に溢れた、カラフルなエクスペリメンタル・ポップ・アルバムに仕上がっている。

昨年、惜しまれながらも解散した“やなわらばー”の石垣優がソロ活動を始動後初めてその美声を世に送ることになるシンプルで力強い日本語曲「Yoru Wo Koete(夜を越えて)」から始まり、エレクトニックミュージックシーンで絶大な人気を誇るNils Frahmのリワークなどで知られるアルゼンチンのエレクトロニカアーティスト“Plasma Rüby”との共作「Dokoka Talk (どこかトーク)」などの美しいエレクトニカ、奇抜で斬新なリズムワークを見せる曲や、和楽器を使ったダークな楽曲など、エレクトニカ、アンビエントを軸にしながらも、ポストダブステップ、トリップホップからドラムンベース、ブレイクビーツまでも網羅した全11曲において実に多様な音使いと遊び心が散りばめられた今作はまさに彼のマスターピースとなり得るだろう。


あわせて監督に数々の賞に輝く新進気鋭の映像監督・渡辺隆彦を迎え制作された収録曲「Yoru Wo Koete feat. Yu Ishigaki」のMVが公開された。この混沌の世の中に希望の光を探す、シンプルな日本語詞を重ねて世界を構築していく斬新ながらもただただ美しい音楽にぜひ耳を委ねてみてほしい。


『Aru』

2021年10月22日(金)
Emerald&Doreen

■Tracklist
01. Yoru Wo Koete feat. Yu Ishigaki
02. Koe
03. On The Ball Spinning
04. Dokoka Talk feat. Plasma Rüby
05. Ok Zen
06. Delayed Souvenir
07. Perceptual Image
08. Hammings
09. Gikushaku
10. Always Ai
11. See You Zen

◆HAIOKA オフィシャルサイト
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