スマッシング・パンプキンズ、大作の制作「半分くらいまできた」

スマッシング・パンプキンズのフロントマン、ビリー・コーガンは今年春、サード・アルバム『Mellon Collie And The Infinite Sadness』（1995年）と『Machina』シリーズ（2000年2作）の続編的存在となるニュー・アルバムのレコーディングを開始すると報告していたが、制作はその後、順調に進んでいるようで、ギタリストのジェフ・シュローダーによると、半ばまで達したという。

コーガンは3月、「MCISとMachinaの続編33曲。曲は作詞作曲済み…だからこれからはレコーディング、レコーディング、レコーディングだ」とつぶやいていた。

Audio Ink Radioのインタビューで、制作状況について問われたシュローダーは「新たな大作は半分くらいまできた」と答えた。「“Mellon Collie”と“Machina”の続編になると思う。三部作の三作目ってわけだ。コンセプトを基盤とするアルバムで、今回は33曲だ。長いこと、ほぼ1年、僕らはこれに取り掛かってきた。でもまだトラッキングなんかの途中だよ。ジェームス（・イハ／G）と僕はここLAで作業していて、ジミー（・チェンバレン／Dr）は彼のパートを終えている。ビリーはシカゴでやってる。多分、年内かかるんじゃないかな。壮大なものだからね」

スマッシング・パンプキンズの新作は、2020年にリリースした『CYR』以来、12枚目のスタジオ・アルバムとなる。彼らは『Mellon Collie And The Infinite Sadness』で全米1位を獲得。『Machina/The Machines of God』は3位をマークした。

Ako Suzuki