スマッシング・パンプキンズ、間もなく新ラインナップでツアー開始「新ギタリストは新たな息吹」

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4月に新ギタリストが加入したスマッシング・パンプキンズが、今週金曜日(6月7日)にUK/ヨーロッパ・ツアーを開幕する。

バンドは、昨年秋にジェフ・シュローダーが脱退後、新ギタリストの一般公募を行い、フロントマンのビリー・コーガンが以前からファンだったという元Nylon PinkのKiki Wongがその座を射止めた。

コーガンは、英国の音楽誌『KERRANG!』のインタビューで「Kiki Wongはどうバンドに適合しているか?」と問われると、こう語っている。「俺ら、まだライヴはやってない。いまは準備モードだ。2時間の公演になる。だから、学ぶべきことはいっぱいある。特に彼女はね。俺は、ソーシャル・メディアで彼女をフォローしていたんだ。だから、彼女が何者なのか、よく知っていた。ギタリストを公募すると1万人から1万通のメールが来た。それを絞り込んだんだ。こう言ったらいいかな、プロ級の経歴を持つ人たちにね。その中にKikiの名前があって、俺は“おお、これは素晴らしい。俺はこの人物を知っている”って思った。奇妙な気もしたよ。彼女は相応しいのかって思った。俺は、彼女のことをメタル・ギタリストだと思っていたからね、それで、俺ら、Zoomで彼女と話してみたんだ。彼女は本当にナイスで、人を引きつける魅力があった。オーディションに誘ったんだ」

「その日、俺らは9人のギタリストのオーディションをやった。彼女が最初で、俺らの気分は上がったよ。そこが彼女の興味深い点だった。他の人たちが良くなかったという意味ではない。Kikiには俺らを引きつける存在感、性格、愛らしさがあった。新鮮な息吹って感じがしたんだ。彼女にとって素晴らしい機会になり、俺らはハッピーだよ。だが同時に、彼女は(このバンドに)相応しい人なんだとも思ってる」

UK/ヨーロッパ・ツアーは6月7日から7月16日までに23公演を開催。UK公演にはウィーザーが参加する。

Ako Suzuki
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