『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎』より、邦楽器演奏家による劇中曲がリリース。映像配信も決定

2020年7月に有料配信が行われた公演『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎』の劇中曲が、『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 MUSIC COLLECTION』としてリリースされた。

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『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎』は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた要請を受けて劇場公演が中止される中、その状況下で新しい形での公演実施方法を検討し、若手歌舞伎役者、日本舞踊家、邦楽器演奏家により制作されたものだ。


同作の音楽には、通常の歌舞伎公演には使われることが珍しい邦楽器が起用されており、そのエネルギッシュさと繊細さを兼ね備えた高度な演奏は好評を博した。

今回リリースされた『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 MUSIC COLLECTION』には、劇中曲12曲を再録音して収録。参加邦楽演奏家は、浅野祥（津軽三味線）、藤舎推峰（笛）、中井智弥（箏・二十五絃箏）、山部泰嗣（太鼓）の4名で、音源は音だけでも楽しめるよう演奏も工夫され、聴きごたえたっぷりに仕上がっている。





さらに、アルバムリリースにあわせてバーティカルシアターアプリ「smash.」では、『ART歌舞伎』の映像をパートごとに抜き出し再編集した8本の映像が公開される。